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MED-V ワークスペースの構成設定の管理

適用対象: Microsoft Enterprise Desktop Virtualization 2.0

Microsoft Enterprise Desktop Virtualization (MED-V) 2.0 の構成設定は、レジストリに保存されます。ここでは、MED-V サービスの管理に役立つレジストリに関する情報を示します。

MED-V では、次の順番で、設定値が検索されます。

  • まず、マシン ポリシーを検索します。

  • 値が見つからない場合は、ユーザー ポリシーを検索します。

  • 値が見つからない場合は、HKEY_LOCAL_MACHINE\System ハイブを検索します。

  • 値が見つからない場合は、HKEY_CURRENT USER レジストリ ハイブを検索します。

  • それでも値が見つからない場合は、既定値を使用します。

一般的なベスト プラクティスは、HKEY_LOCAL_MACHINE\System ハイブの HKEY_LOCAL_MACHINE\System、またはマシン ポリシーで値を設定することです。しかし、エンド ユーザーが特定の設定を構成できるようにしたい場合は、該当する値を空のままにしておきます。

注意

MED-V ワークスペースを展開する前に、スクリプト エディターを使用して、MED-V ワークスペース パッケージャーで作成した Windows PowerShell スクリプト (.ps1 ファイル) を変更することができます。詳細については、「Windows PowerShell を使用した詳細設定の構成」を参照してください。

MED-V ワークスペースを展開した後で MED-V の特定の構成設定を変更することができます。この場合は、レジストリ エントリを編集します。

このセクションでは、MED-V の構成可能なすべてのレジストリ キーとその使用方法を表にまとめて示します。

Diagnostics キー

次の表に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Medv\v2\Diagnostics キーのレジストリ値に関する情報を示します。

名前 種類 データ/既定値 説明

EventLogLevel

DWORD

既定 = 3

イベント ログに記録される情報の種類。0 (なし)、1 (エラー)、2 (警告)、3 (情報)、4 (デバッグ) のレベルがあります。

Fts キー

次の表に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Medv\v2\Fts キーのレジストリ値に関する情報を示します。

名前 種類 データ/既定値 説明

AddUserToAdminGroupEnabled

DWORD

既定 = 0

初回セットアップでエンド ユーザーを管理者グループに自動的に追加するかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: 初回セットアップでエンド ユーザーを管理者グループに自動的に追加しません。

1 = True: 初回セットアップでエンド ユーザーを管理者グループに自動的に追加します。

ComputerNameMask

SZ

MEDV*

ゲスト仮想マシンのコンピューター名を作成するときに使用するコンピューター名マスク。

コンピューター名にユーザー名を挿入する %username% タグをマスクに含めることができます。同様に、ホスト コンピューターの名前を挿入するには %hostname% タグを含めます。

任意の数値を表すには、1 桁ごとに "#" を 1 つ使用します。マスクの末尾に任意の英数字を付けるには、アスタリスク (*) を使用します。

%hostname% と %username% の特定の文字数を指定するには、その数を角かっこで囲んで追加します。たとえば、"%username%[3]" と指定すると、ユーザー名の最初の 3 文字が挿入されます。

DeleteVMStateTimeout

DWORD

既定 = 90

初回セットアップで、仮想マシンを削除するときのタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

DetachVfdTimeout

DWORD

既定 = 120

初回セットアップで、仮想マシンから仮想フロッピー ディスクをデタッチするときのタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

DialogUrl

SZ

内部の Web ページにリンクし、初回セットアップのダイアログのメッセージに表示される、カスタマイズ可能な URL。

ExplorerTimeout

DWORD

既定 = 900

初回セットアップで、Windows Explorer の処理が完了するのを待つタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

FailureDialogMsg

MULTI_SZ

メッセージはリソース ファイルにあります。

初回セットアップを完了できないときにエンド ユーザーに表示される、カスタマイズ可能なメッセージ。

GiveUserGroupRightsMaxRetryCount

DWORD

既定 = 3

MED-V がエンド ユーザー グループへの権限の付与を再試行する最大回数。指定した回数だけ再試行してもエンド ユーザー グループに権限を付与できないと、通常、仮想マシンの準備エラーが発生します。この仮想マシンの準備の最大試行回数は、MaxRetryCount の値で決まります。範囲 = 0 ~ 2147483647。

GiveUserGroupRightsTimeout

DWORD

既定 = 300

ユーザー グループに権限を付与するときのタイムアウト値。範囲 = 0 ~ 2147483647。

LogFilePaths

MULTI_SZ

初回セットアップ中に MED-V が記録するログ ファイルのパスの一覧。

MaxPostponeTime

DWORD

既定 = 120

エンド ユーザーが初回セットアップを延期できる最長時間数。範囲 = 0 ~ 2147483647。

MaxRetryCount

DWORD

既定 = 3

ソフトウェア エラー以外の不具合が原因で、MED-V が仮想マシンを準備できなかったときに再試行できる最大回数。仮想マシンの準備に失敗し、初回セットアップの最大回数に達しても、正常に初回セットアップできなかった場合は、エンド ユーザーにそのことを知らせるメッセージが表示されますが、再試行のオプションは表示されません。再試行のカウントは、MED-V を再起動するたびにリセットされます。範囲 = 0 ~ 2147483647。

Mode

SZ

既定 = Unattended

初回セットアップ時にユーザーとどのようにやり取りするかを構成します。設定可能な値は、次のとおりです。

Attended: 初回セットアップ中にエンド ユーザーが情報を入力する必要があります。

注意

Mini-Setup を完了するのにユーザーによる入力が必要になるように Sysprep.inf ファイルを作成した場合は、Attended モードにする必要があります。このように設定しないと、初回セットアップ中に問題が発生する可能性があります。

Unattended: 初回セットアップ中に、仮想マシンはエンド ユーザーに表示されません。ただし、初回セットアップが開始される前に、エンド ユーザーにメッセージが表示されます。

Silent: 初回セットアップ中に、仮想マシンもメッセージもまったく表示されません。

NonInteractiveRetryTimeoutInc

DWORD

既定 = 15

対話式初回セットアップを再試行するときのセットアップ完了までのタイムアウト値 (分)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

NonInteractiveTimeout

DWORD

既定 = 45

対話式初回セットアップを完了するまでのタイムアウト値 (分)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

PostponeUtcDateTimeLimit

SZ

初回セットアップを延期可能な日時 (UTC 形式)。24 時間制の時刻を使用し、"yyyy-MM-dd hh:mm" 形式で指定します。

RetryDialogMsg

MULTI_SZ

メッセージはリソース ファイルにあります。

初回セットアップを再試行する必要があるときにエンド ユーザーに表示される、カスタマイズ可能なメッセージ。

SetComputerNameEnabled

DWORD

既定 = 0

ゲストの Sysprep.inf ファイルの [UserData] セクションにある ComputerName エントリが、指定した ComputerNameMask の値に従って更新される必要があるかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: Sysprep.inf ファイルの ComputerName エントリは ComputerNameMask の値に従って更新されません。

1 = True: Sysprep.inf ファイルの ComputerName エントリが ComputerNameMask の値に従って更新されます。

SetJoinDomainEnabled

DWORD

既定 = 0

ゲストの Sysprep.inf ファイルの [Identification] セクションにある JoinDomain 設定が、ホストの設定に合わせて更新される必要があるかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: Sysprep.inf ファイルの JoinDomain エントリは、ホストの設定に合わせて更新されません。

1 = True: Sysprep.inf ファイルの JoinDomain エントリが、ホストの設定に合わせて更新されます。

SetMachineObjectOUEnabled

DWORD

既定 = 0

ゲストの Sysprep.inf ファイルの [Identification] セクションにある MachineObjectOU 設定が、ホストの設定に合わせて更新されるかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: Sysprep.inf ファイルの MachineObjectOU エントリは、ホストの設定に合わせて更新されません。

1 = True: Sysprep.inf ファイルの MachineObjectOU エントリが、ホストの設定に合わせて更新されます。

SetRegionalSettingsEnabled

DWORD

既定 = 0

ゲストの Sysprep.inf ファイルの [RegionalSettings] セクションにある設定が、ホストの設定に合わせて更新されるかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

注意

既定では、ゲストの TimeZone の設定は、ホストの TimeZone の設定と常に同期されます。

0 = False: ゲストの Sysprep.inf ファイルの [RegionalSettings] セクションにある設定は、ホストに合わせて更新されません。

1 = True: ゲストの Sysprep.inf ファイルの [RegionalSettings] セクションにある設定が、ホストに合わせて更新されます。

SetUserDataEnabled

DWORD

既定 = 0

ゲストの Sysprep.inf ファイルの [UserData] セクションにある FullName と OrgName の設定が、ホストの設定に合わせて更新されるかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: Sysprep.inf ファイルにある FullName と OrgName の設定は、ホストの設定に合わせて更新されません。

1 = True: Sysprep.inf ファイルにある FullName と OrgName の設定が、ホストの設定に合わせて更新されます。

StartDialogMsg

MULTI_SZ

メッセージはリソース ファイルにあります。

初回セットアップを開始する準備ができたときにエンド ユーザーに表示される、カスタマイズ可能なメッセージ。

TaskCancelTimeout

DWORD

既定 = 30

初回セットアップで、処理の取り消しに対する仮想マシンからの応答を待つタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

TaskVMTurnOffTimeout

DWORD

既定 = 60

初回セットアップで、仮想マシンがシャットダウンするのを待つタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

UpgradeTimeout

DWORD

既定 = 600

MED-V ゲスト エージェント ソフトウェアのアップグレードが実行されるのを待つタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

UserExperience キー

次の表に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Medv\v2\UserExperience キー、および HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Medv\v2\UserExperience キーのレジストリ値に関する情報を示します。

名前 種類 データ/既定値 説明

AppPublishingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストからホストへのアプリケーションの公開を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストからホストへのアプリケーションの公開を無効にします。

1 = True: ゲストからホストへのアプリケーションの公開を有効にします。

AudioSharingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストとホスト間のオーディオ I/O デバイスの共有を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストとホスト間のオーディオ I/O デバイスの共有を無効にします。

1 = True: ゲストとホスト間のオーディオ I/O デバイスの共有を有効にします。

ClipboardSharingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストとホスト間のクリップボードの共有を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストとホスト間のクリップボードの共有を無効にします。

1 = True: ゲストとホスト間のクリップボードの共有を有効にします。

DialogTimeout

DWORD

既定 = 300

初回セットアップの開始ダイアログのタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

HideVmTimeout

DWORD

既定 = 30

ログオンに時間がかかる場合に、全画面の仮想マシン ウィンドウをエンド ユーザーに非表示にしておくときのタイムアウト値 (分)。

LogonStartEnabled

DWORD

既定 = 1

エンド ユーザーがデスクトップにログオンしたときにゲストを起動するか、それともゲストの最初のアプリケーションが起動されたときにゲストを起動するかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストの最初のアプリケーションが起動されたときに、ゲストを起動します。

1 = True: エンド ユーザーがデスクトップにログオンしたときに、ゲストを起動します。

PrinterSharingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストとホスト間のプリンターの共有を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストとホスト間のプリンターの共有を無効にします。

1 = True: ゲストとホスト間のプリンターの共有を有効にします。

RebootAbsoluteDelayTimeout

DWORD

既定 = 1440

初回セットアップで、再起動を待つタイムアウト値 (分)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

RedirectUrls

MULTI_SZ

指定した URL の一覧

ホストからゲストにリダイレクトする URL の一覧を指定します。

SmartCardLogonEnabled

DWORD

既定 = 0

MED-V のユーザーをスマート カードを使用して認証できるようにするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: MED-V のエンド ユーザーをスマート カードを使用して認証できるようにしません。

1 = True: MED-V のエンド ユーザーをスマート カードを使用して認証できるようにします。

重要

SmartCardLogonEnabled と CredentialCacheEnabled の両方を有効にした場合は、SmartCardLogonEnabled の設定が優先されます。

SmartCardSharingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストとホスト間のスマート カードの共有を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストとホスト間のスマート カードの共有を無効にします。

1 = True: ゲストとホスト間のスマート カードの共有を有効にします。

USBDeviceSharingEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストとホスト間の USB デバイスの共有を有効にするかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストとホスト間の USB デバイスの共有を無効にします。

1 = True: ゲストとホスト間の USB デバイスの共有を有効にします。

VM キー

次の表に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Medv\v2\VM キー、および HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Medv\v2\VM キーのレジストリ値に関する情報を示します。

名前 種類 データ/既定値 説明

CloseAction

SZ

既定 = HIBERNATE

実行中の最後のアプリケーションが閉じられたときに、仮想マシンが実行する処理。この設定は、LogonStartEnabled を有効に設定した場合に無視されます。設定可能なオプションは、次のとおりです。

HIBERNATE: 仮想マシンが使用しているすべての物理リソース (メモリや CPU など) を解放し、実行中のすべてのアプリケーションと処理の状態を保存します。

SHUTDOWN: ゲスト オペレーティング システムを安全にシャットダウンしてから、仮想マシンが使用しているすべての物理リソース (メモリや CPU など) を解放します。

TURN-OFF: 物理コンピューターの電源ボタンを押すか、電源コードを抜いた場合と同じです。そのため、データが失われる可能性があります。このオプションは、上記のオプションのどちらも使用できない場合だけ指定してください。

GuestMemFromHostMem

DWORD

378、512、1024、1536、2048

ゲストのメモリの一覧 (MB 単位)。この値によって、ゲストで使用できる RAM の容量が決まります。HostMemToGuestMem と組み合わせて、ゲスト仮想マシンに割り当てる RAM の容量を決めるルック アップ テーブルが作成されます。指定可能な値は、378、512、1024、1536、2048 です。

GuestUpdateDuration

DWORD

既定 = 240

ゲストが自動更新されるように、GuestUpdateTime で指定した時刻からゲストを稼働状態にしておく時間 (分)。範囲 = 0 ~ 1440。この値をゼロ (0) に設定すると、ゲストの修正機能が無効になります。

ゲストの修正プログラム適用の自動更新の詳細については、「MED-V ワークスペースの自動更新の管理」を参照してください。

GuestUpdateTime

SZ

既定 = 00:00

ゲストが自動更新されるように、毎日ゲストを稼働状態にする時刻 (24 時間制)。HH:MM の形式で指定します。

ゲストの修正プログラム適用の自動更新の詳細については、「MED-V ワークスペースの自動更新の管理」を参照してください。

HostMemToGuestMem

DWORD

1024、2048、4096、8192、16384

ホストで使用可能な RAM の容量によって決まる、ゲストのメモリの一覧 (MB 単位)。GuestMemFromHostMem と組み合わせて、ゲスト仮想マシンに割り当てる RAM の容量を決めるルック アップ テーブルが作成されます。指定可能な値は、1024、2048、4096、8192、16384 です。

HostMemToGuestMemCalcEnabled

DWORD

既定 = 1

ゲストに割り当てるメモリの量を、ホストのメモリの量から計算するかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: ゲストに割り当てるメモリの量を、ホストのメモリの量から計算しません。

1 = True: ゲストに割り当てるメモリの量を、ホストのメモリの量から計算します。

Memory

DWORD

既定 = 512

ゲスト仮想マシンに割り当てる必要のある RAM の量 (MB)。この設定は、HostMemToGuestMemEnabled を有効に設定した場合に無視されます。範囲 = 128 ~ 2048。

MultiUserEnabled

DWORD

既定 = 0

同じ MED-V ワークスペースを複数のユーザーで共有するかどうかを構成します。0 = False、1 = True。

0 = False: MED-V ワークスペースを複数のユーザーで共有しません。

1 = True: 同じ MED-V ワークスペースを複数のユーザーで共有します。

NetworkingMode

SZ

既定 = NAT

ゲストで使用するネットワーク接続の種類。設定可能な値は、次のとおりです。

Bridged: MED-V に、通常 DHCP から取得した独自のネットワーク アドレスが割り当てられます。

NAT: MED-V で、ネットワーク アドレス変換 (NAT) を使用して、発信トラフィック用にホストの IP アドレスを共有します。

TaskTimeout

DWORD

既定 = 600

MED-V が、再起動やシャットダウンなどの一般的なタスクの完了を待つタイムアウト値 (秒)。範囲 = 0 ~ 2147483647。

ゲストのレジストリの設定

ここでは、MED-V ゲストの構成可能なレジストリ キーとその使用方法を示します。

v2 キー

次の表に、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Medv\v2\ キーのレジストリ値に関する情報を示します。

名前 種類 データ/既定値 説明

EnableGPWorkarounds

DWORD

既定 = 1

MED-V で BufferPolicyReads キーと GroupPolicyMinTransferRate キーをどのように取り扱うかを構成します。

MED-V の既定では、これらのキーは次のように設定されます。

BufferPolicyReads = 1、GroupPolicyMinTransferRate = 0

MED-V によって BufferPolicyReads キーと GroupPolicyMinTransferRate キーの既定値が変更されないようにする場合は、EnableGPWorkarounds キーを作成して、その値をゼロに設定します。

注意

MED-V ワークスペースを NAT モードで実行している場合は、BufferPolicyReads キーと GroupPolicyMinTransferRate キーが EnableGPWorkarounds の設定の影響を受けます。MED-V ワークスペースをブリッジ モードで実行している場合は、BufferPolicyReads キーだけが EnableGPWorkarounds キーの設定の影響を受けます。

1 = True: NAT モードで実行している場合は、BufferPolicyReads キーを 1 に、GroupPolicyMinTransferRate を 0 に設定します。ブリッジ モードで実行している場合は、BufferPolicyReads だけを 1 に設定します。

0 = False: BufferPolicyReads キーと GroupPolicyMinTransferRate キーのどちらの値も変更しません。

参照:

概念

MED-V ワークスペースのアプリケーションの管理
MED-V ワークスペースの設定の管理

その他のリソース

MED-V の URL リダイレクトの管理

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