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accelerator::has_display データ メンバー

アクセラレータがディスプレイに出力できるかどうかを示すブール値を取得します。

__declspec(property(get=get_has_display)) bool has_display;

解説

has_display プロパティの値は、アクセラレータがディスプレイに出力できるかどうかを示しますが、必ずしも、ディスプレイが物理的にアクセラレータに接続されていることを示すわけではありません。

ハードウェア アクセラレータでは、has_display は、ディスプレイ デバイスがアクセラレータに接続されている場合にのみ true になります。 REF および WARP アクセラレータの場合は、常にディスプレイに出力できるため、has_display は常に true です。 CPU アクセラレータの場合は、ディスプレイに出力できないため、has_display は常に false です。 この情報の概要については、次の表を参照してください。

機能

CPU

REF

WARP

C++ AMP 対応ハードウェア、 ディスプレイが接続されていない

C++ AMP 対応ハードウェア、 ディスプレイが接続されている

has_display

false

true

true

false

true

has_display プロパティを使用して、オペレーティング システムまたはその他のシステム ソフトウェアのコンポーネントが、表示の目的でアクセラレータを使用できるかどうかを確認できます。 C++ AMP を計算にのみ使用している場合は、アクセラレータのリソースに対する競合を回避できるように、ディスプレイに出力できないアクセラレータを使用することをお勧めします。 ただし、データを視覚化するために C++ AMP を使用する場合は、データを表示する目的でのみアクセラレータから結果をコピーする必要がないように、ディスプレイに出力できるアクセラレータを使用することをお勧めします。

必要条件

ヘッダー: amprt.h

名前空間: Concurrency

参照

関連項目

accelerator::get_has_display メソッド

accelerator クラス