ローカル コンピューターでの Windows ストア アプリの実行
Windows ストア アプリのデバッグ、テスト、またはパフォーマンス分析を実行するため、Visual Studio をホストしているコンピューターでアプリを実行できます。Windows ストア アプリは全画面表示モードで実行されるので、アプリをローカルで実行するための最も効率的な方法はデュアル モニター ディスプレイを使用することです。デバイスのディスプレイがタッチ対応になっている場合は、アプリのすべての機能を使用できます。それ以外の場合は、マウス ジェスチャとキーボード ジェスチャに限定されます。
ヒント
リモート コンピューターでデュアル モニター ディスプレイを設定する方法
Visual Studio コンピューターが仮想マシンまたはリモート デバイス上にある場合は、リモート デスクトップ接続で 2 つのモニターを使用するように指定できます。リモート デスクトップ接続を開き、[オプション] をクリックし、[表示] タブをクリックします。次に、[Use all my monitors for the remote session] (リモート セッションですべてのモニターを使用する) チェック ボックスをオンにします。
このトピックの内容
以下を学習できます。
ローカル コンピューター上で実行する方法
1 つのモニター上で Windows ストア アプリと Visual Studio を切り替える方法
ローカル コンピューター上で実行する方法
ローカル コンピューター上でアプリを実行するには、デバッガーの標準ツール バーの [デバッグの開始] ボタンの横にあるドロップダウン リストの [ローカル コンピューター] をクリックします。
標準ツール バーが表示されていない場合は、[表示] メニューの [ツール バー] をポイントし、[標準] をクリックします。
ドロップダウン リストで行った選択はプロジェクト プロパティ ファイルに保存され、既定の実行ターゲットになります。
実行ターゲットは、プロジェクト プロパティ ファイルに直接設定することもできます。ソリューション エクスプローラーでプロジェクト名を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。以下のいずれかを実行します。
C# および Visual Basic プロジェクトでは、[デバッグ] をクリックし、[ターゲット デバイス] の一覧の [ローカル コンピューター] をクリックします。
C++ および JavaScript プロジェクトでは、[構成プロパティ] ノードを展開して [デバッグ] をクリックし、[起動するデバッガー] の一覧の [ローカル デバッガー] をクリックします。
1 つのモニター上で Windows ストア アプリと Visual Studio を切り替える方法
Windows ストア アプリの実行中のインスタンスから Visual Studio に切り替えるには
モニターを 1 つだけ使用してローカル コンピューター上で Windows ストア アプリを実行している場合は、アプリが実行されている状態で Visual Studio に戻ることができます。たとえば、アプリがブレークポイントでは到達できない状態になることがあります (イベントを待機したり、長時間かかるループや無限ループが発生した場合など)。Visual Studio に戻るには、Alt + Tab キーを押します。