Windows 8.1 ストア アプリ: アプリについてユーザーに説明する情報のローカライズ
アプリの表示名、説明、パッケージ マニフェスト ファイルで説明されるその他の特徴的な機能をローカライズして、海外のユーザーにとって、より魅力的なアプリにすることができます。
注意
このトピックでは、マニフェスト ファイルで定義されているユーザー向けのテキスト文字列について重点的に説明します。各国のユーザー向けにアプリをローカライズする方法の詳細については、次のいずれかのトピックを参照してください。
マニフェストで定義されているフィールドのローカライズ
マニフェスト デザイナーで、ローカライズする各フィールドのテキスト ボックスにトークンを挿入できます。フィールドをローカライズするには、その値を ms-resource:TokenName に設定します。ここで、TokenName は、次の例が示すように、言語に応じたフォルダーにあるファイルのリソースを示します。
<Properties>
<Property>
<DisplayName>ms-resource:calculator</DisplayName>
<Description>ms-resource:numbers</Description>
<Logo>tile.png</Logo>
</Property>
</Properties>
リソース ファイルを作成するには、ソリューション エクスプローラーを開き、プロジェクト名のショートカット メニューを開きます。[追加]、[新しい項目] の順にクリックし、[リソース ファイル] をクリックします。
XAML を使用するアプリのフィールドのローカライズ
XAML を使用するアプリでは、リソース エディターを使用して、resources.resw ファイル内のこれらのフィールドをローカライズします。マニフェスト フィールドの米国英語バージョンを作成するには、en-us\resources.resw ファイルを追加します。このファイルの内容の例を、次に示します。
名前 |
値 |
コメント |
---|---|---|
Calculator |
A calculator. |
|
Numbers |
Adds numbers and displays the sum. |
日本語版を追加するには、ja\resources.resw ファイルを追加します。このファイルの内容の例を、次に示します。
名前 |
値 |
コメント |
---|---|---|
Calculator |
電卓です。 |
|
Numbers |
数字を加算すると、結果が表示されます。 |
文字列リソースをローカライズする方法の詳細については、「クイック スタート: 文字列リソースの使用 (XAML)」および「文字列リソースを読み込む方法 (XAML)」を参照してください。
JavaScript を使用するアプリのフィールドのローカライズ
JavaScript を使用するアプリでは、JSON 構文を使用して resources.resjson ファイルに文字列を追加し、これらのフィールドをローカライズします。マニフェスト フィールドの米国英語バージョンを作成するには、\strings\en-us\resources.resjson ファイルを追加します。このファイルの内容の例を、次に示します。
{
"calculator": "A calculator",
"numbers": "Adds numbers and displays the sum."
}
日本語版を追加するには、\strings\ja\resources.resjson ファイルを追加します。このファイルの内容の例を、次に示します。
{
"calculator": "Dentaku",
"numbers": "Sūji o tasu to, kekka ga miemasu"
}
文字列リソースをローカライズする方法の詳細については、「クイック スタート: 文字列リソースの使用 (HTML)」および「文字列リソースを読み込む方法 (HTML)」を参照してください。
警告
ストアでアプリのために複数の名前を予約できます。ストアにパッケージを発行したときに、パッケージ マニフェストの 要素用に作成したトークン文字列のすべての値が、ストアでアプリ用に予約した名前と一致する必要があります。一致しない場合は、ストアにパッケージをアップロードすると、検証エラーが表示されます。e5d9a0b1-73cf-4c17-90c8-1a0cb57779dd
参照
Windows 10 のユニバーサル Windows アプリをパッケージ化する
Visual Studio の多言語アプリケーション ツールキット