型プロバイダーのトラブルシューティング
このトピックでは、型プロバイダーの使用時に発生することがよくある問題に対して考えられる解決方法について説明します。
型プロバイダーに起こり得る問題
型のプロバイダーの使用時に問題が発生した場合は、一般的な解決方法について次の表を確認できます。
問題 |
推奨される操作 |
---|---|
スキーマの変更。 データ ソース スキーマが安定していると、型プロバイダーは効果を発揮します。 そのスキーマに対してデータ テーブルやデータ列を追加したりその他の変更を加えたりした場合、型プロバイダーでこれらの変更が自動的に認識されることはありません。 |
プロジェクトをクリーンまたはリビルドします。 プロジェクトをクリーンするには、メニュー バーの [ビルド]、[ProjectName のクリーン] の順に選択します。 プロジェクトをリビルドするには、メニュー バーの [ビルド]、[ProjectName のリビルド] の順に選択します。 これらの操作により、すべての型プロバイダーの状態をリセットし、プロバイダーを強制的にデータ ソースに再接続して、更新されたスキーマ情報を取得します。 |
接続の失敗。 URL または接続文字列が間違っているか、ネットワークがダウンしているか、データ ソースまたはサービスを利用できません。 |
Web サービスまたは OData サービスの場合は、Internet Explorer で URL を入力すると、URL が正しいかどうかとサービスが利用可能かどうかを確認できます。 データベース接続文字列の場合は、サーバー エクスプローラーのデータ接続ツールを使用すると、接続文字列が有効かどうかとデータベースが利用可能かどうかを確認できます。 接続を復元したら、型プロバイダーがネットワークに再接続するように、プロジェクトをクリーンまたはリビルドする必要があります。 |
無効な資格情報。 データ ソースまたは Web サービスに対する有効なアクセス許可が必要です。 |
SQL 接続の場合は、接続文字列または構成ファイルで指定したユーザー名とパスワードがデータベースに有効である必要があります。 Windows 認証を使用している場合は、データベースへのアクセス権が必要です。 データベース管理者は、各データベースとデータベース内の各要素にアクセスするために必要なアクセス許可について確認できます。 Web サービスまたはデータ サービスの場合は、適切な資格情報が必要です。 ほとんどの型プロバイダーには、適切なユーザー名とアクセス キーを使用して設定できる Credentials プロパティを含む DataContext オブジェクトが用意されています。 |
パスが無効。 ファイルのパスが有効ではありません。 |
パスが正しいかどうかとファイルが存在するかどうかを確認します。 また、パスのバックラッシュを引用符で適切に囲むか、verbatim 文字列または三重引用符で囲まれた文字列を使用する必要があります。 |