task_continuation_context::use_default メソッド
タスクの既定の継続コンテキストを作成します。
static task_continuation_context use_default();
戻り値
既定の継続コンテキスト。
解説
既定のコンテキストは、継続コンテキスト指定せずに then メソッドを呼び出すときに使用されます。 Windows 7 以前に対応した Windows アプリケーション、および Windows 8 以降に対応したデスクトップ アプリケーションでは、ランタイムによって、タスクの継続を実行する状況が判別されます。 ただし Windows ストア アプリでは、アパートメント対応のタスクの継続に関する既定の継続コンテキストは、then が呼び出されるアパートメントになります。
アパートメントに対応するタスクとは、Windows Runtime IAsyncInfo インターフェイスのラップを解除するタスク、またはそのようなタスクの子となるタスクです。 したがって、Windows ランタイム STA でアパートメント対応のタスクについて継続をスケジュールする場合、継続はその STA で実行されます。
アパートメント以外に対応するタスクの継続は、ランタイムが選択したコンテキストで実行されます。
必要条件
ヘッダー: ppltasks.h
名前空間: concurrency