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Windows イベントについて

Windows イベントについて

Windows が起動されると、システム ログ、セキュリティ ログ、およびアプリケーション ログでログの収集が自動的に開始されます。ログの種類ごとに、表示するイベントへのフィルタの使用、表示するエントリの数の指定、エントリを保存する期間の決定、およびログが一杯になったときに既存のイベントに自動的に上書きするかどうかの決定を実行できます。

ASP エラーおよび Windows イベント ログ

[処理オプション] プロパティ シートの [失敗したクライアント要求をイベント ログに書き込む] チェック ボックスがオンになっていると、ASP エラーがアプリケーション ログの Windows イベント ログに送信されます。このチェック ボックスは、メタベース プロパティの AspLogErrorRequests に対応します。つまり、このチェック ボックスがオンに設定されている場合は、AspLogErrorRequests の値は TRUE です。また、チェック ボックスがオフに設定されている場合は、AspLogErrorRequests の値は FALSE です。

別のメタベース プロパティの AspErrorsToNTLog は、Windows イベント ログに送信する ASP エラーを決定します。AspErrorsToNTLog の既定の値は FALSE です。つまり、ASP エラーの特定のサブセットだけが Windows イベント ログに送信されます。AspErrorsToNTLog の値が TRUE の場合は、すべての ASP エラーが Windows イベント ログに送信されます。

次の ASP エラーは重要なエラーであるため、[処理オプション] プロパティ シートの [失敗したクライアント要求をイベント ログに書き込む] チェック ボックスがオンであり、かつ AspErrorsToNTLog の値が FALSE のときに、Windows イベント ログに送信されます。

100、101、102、103、104、105、106、107、115、190、191、192、193、194、240、241、242

これらのエラーの説明については、「Active Server Pages イベント」を参照してください。

AspErrorsToNTLog の値は、IIS スナップインを使用して設定することはできません。このプロパティは、プログラムで設定する必要があります。メタベースおよびプログラムによる IIS の管理の詳細については、「IIS をプログラム管理する」を参照してください。

   ASP エラーを IIS ログにログ収集することが失敗した場合は、これらのエラーは Windows イベント ログに送信されます。