次の方法で共有

PutEx

  • [アーティクル]

ADSI の PutEx メソッドは、単一の値または複数の値を持つメタベース プロパティの値を設定します。PutEx を使用して、メタベース キーからプロパティを削除する、つまりクリアすることができます。

構文

object.PutEx controlcode,property,value

 

要素
  • object
    通常は、直前の GetObject 操作の結果として、IIS Admin オブジェクトを含んでいます。
  • controlcode
    プロパティを更新するか、またはオブジェクトからプロパティを削除するかを指定します。プロパティを削除する場合は ADS_PROPERTY_CLEAR (値 1) に、プロパティを更新する場合は ADS_PROPERTY_UPDATE (値 2) に設定します。
  • property
    メタベースから取得したオブジェクトのプロパティです。
  • value
    プロパティの値です。プロパティを削除する場合 (controlcode = ADS_PROPERTY_CLEAR) は、空の文字列です。
解説

メタベース プロパティがキーで継承データを使用する場合は、そのキーに事前にプロパティが存在しないことが前提となります。存在する場合は、ADS_PROPERTY_CLEAR を使用してプロパティを削除します。すべての IIS Admin オブジェクトに共通の GetDataPaths メソッドを使用して、プロパティが存在するキーを探すことができます。

コード例
  <%
  Dim IIsObj, vList
  Set IIsObj = GetObject("IIS://LocalHost/W3SVC/Info")
'Get the value from the object.
  vList = IIsObj.GetEx("CustomErrorDescriptions")
'Modify the list.

'Put the values back in the object.
  IIsObj.PutEx 2, "CustomErrorDescriptions", vList
'Remove another property from the object.
  IIsObj.PutEx 1, "ObsoleteProperty", ""
  IIsObj.SetInfo
%>
関連項目

GetInfo、SetInfo、Get、Put、GetEx