リソース名の変更

リソースをプロパティに適用するとき、リソースは、リソース名 (または XAML の x:Name 属性) では参照されません。リソースは、XAML のリソース ディクショナリ キー x:Key で参照されます。 リソースの名前を変更するには、次のいずれかの方法でこのキーを変更する必要があります。

[デザイン] ビューでリソース名を変更するには

1. [デザイン] ビューの [リソース] パネルで、名前を変更する対象のリソースを、その名前が編集可能な状態になるまでクリックします。

2. 新しい名前を入力して Enter キーを押します。

   リソースの変更前の名前を参照しているオブジェクトがある場合は、ポップアップ ウィンドウにそれらのオブジェクトが一覧表示されます。 このウィンドウで、次の操作のいずれかを選択して実行できます。

   • 影響を受けたプロパティを、新しいリソース名を反映するように更新する。

   • 該当するプロパティをローカル文字列値に変換する。

   • 該当するプロパティを既定値にリセットする。

   • 壊れたリソース参照を特に修復しない。

   注意

   [既存の参照が見つかりました] ウィンドウで参照を修復しないオプションを選択した場合は、削除したリソースの名前で新しいリソースを作成しておかない限り、アプリケーションのビルド時にビルド エラーが発生します。

[XAML] ビューでリソース名を変更するには

1. コード ビューで、目的のリソースを定義しているセクションを見つけます。 次の方法があります。

   • コード ビューで、[検索] 機能 (Ctrl キーを押しながら F キーを押します) を使用して、リソースの名前を入力します。

   • デザイン ビューの [リソース] パネルで、変更対象のリソースを右クリックし、[ソースの表示] をクリックします。 コード ビューに切り替わり、選択したリソースの XAML コードが強調表示されます。

2. リソースの名前は、開始タグの x:Key 属性に定義されます。 プロジェクト内に、プロパティがこのリソースを参照しているオブジェクトがない場合は、x:Key 属性の値を新しい名前に変更できます。 参照しているオブジェクトがある場合は、ビルド エラーが発生しないように、Find and replace 機能 (Ctrl キーを押しながら H キーを押します) を使用して、該当する名前を変更します。