Blend におけるワークスペースの異なる表示の保存
ワークスペースのパネルの移動やサイズ変更を行った場合や、作業しやすいようにワークスペースの構成を変えた場合は、後でもう一度使用できるように、そのワークスペースをわかりやすい名前で保存します。
保存されるワークスペースのプロパティ
パネルの表示/非表示、サイズと方向、パネル グループに含まれるパネル、パネルがフローティングかドッキングかなどが保存されます。 ワークスペースのパネルの整列については、「Blend における作業領域を増やす」を参照してください。
アートボードの設定や [ツール] メニューの [オプション] をクリックして設定する[ワークスペース] のオプションは保存されません。
ワークスペースのプリセット
Blend for Visual Studio には、次の 2 つの定義済みワークスペース プリセットがあります。
アニメーション ワークスペース プリセットは、アニメーションの作業がしやすいように、アートボードの [オブジェクトとタイムライン] パネルが移動して、タイムラインが Blend ウィンドウの幅いっぱいに広がったプリセットです。 詳細については、「Blend におけるアニメーション タイムラインのスペースを広げる」を参照してください。
デザイン ワークスペース プリセットは、[オブジェクトとタイムライン] パネルがアートボードの左側に移動し、オブジェクト ツリー内のオブジェクトや効果、ビヘイビアーが見やすくなっています。
Blend では、プロジェクトや作業に合わせて、カスタマイズした複数のワークスペースを保存できます。 ワークスペースのレイアウトを保存するときに、デザイン ワークスペース プリセットや アニメーション ワークスペース プリセットのような新しいプリセットを作成します。
ワークスペースの保存方法と切り替え方法については、「Blend におけるワークスペースの保存」および「Select a workspace in Blend」を参照してください。
ワークスペース プリセットの変更
Blend では、現在選択しているワークスペースへの変更が自動的に保存されます。
たとえば、現在のワークスペースを "Workspace1" という名前で保存した後でパネルを移動すると、Blend により、パネルの新しい位置が [Workspace1] に保存されます。 Blend をいったん閉じてもう一度開いたり、別のワークスペースに切り替えてから [Workspace1] に戻ると、パネルが新しい位置に表示されます。
ただし、最初に保存した [Workspace1] プリセットの元のレイアウトは、Blend によって変更されません。 [Workspace1] で作業しているときに、ワークスペースをリセットすると、いつでも元のプリセットに戻すことができます。 移動したパネルは、最初に [Workspace1] を保存した場所に戻ります。
ワークスペースをリセットする方法については、「Blend における現在のワークスペースをリセット」を参照してください。
パネルが別の位置にある新しいワークスペース プリセットを作成するには、パネルを動かしてから、新しい名前でワークスペースを保存します。
保存されたワークスペース一覧の管理
ワークスペース管理ウィンドウを使用してワークスペースを削除したり、名前を変更したり、現在選択されているワークスペースを確認することができます。 詳細については、「Blend におけるワークスペースの名前変更または削除」および「Blend における最後に読み込まれたワークスペースの特定」を参照してください。