User Experience Virtualization のプライバシーに関する声明
適用対象: User Experience Virtualization 1.0
マイクロソフトは、お客様のニーズに合ったパフォーマンス、機能、利便性を兼ね備えたパーソナル コンピューティングを提供する一方で、お客様のプライバシーを保護することに万全を期しています。 このプライバシーに関する声明では、Microsoft User Experience Virtualization (以下、"UE-V") のデータの収集と使用方法について説明します。 これは、インターネットを使用した通信機能に焦点を当てた暫定的な公表であり、すべての機能について網羅的に説明することを目的としていません。
Microsoft User Experience Virtualization では、アプリケーションまたはオペレーティング システムから設定を分離できます。 分離した設定はリモートの保存場所に転送できます。それによってローカル記憶域の制約がなくなり、ユーザーは設定を他のコンピューターに利用できます。
お客様の情報の収集と使用
お客様から収集した情報は、マイクロソフトおよびその子会社や関連会社が、お客様から要求または承認されたサービスや業務を遂行するために使用されます。 また、マイクロソフトの製品およびサービスの分析および改善のために使用される場合があります。
マイクロソフトから、ウェルカム メッセージ、請求通知、サービスの技術的な問題に関する情報、およびセキュリティに関するお知らせなど、サービスに不可欠な通知を送信することがあります。 マイクロソフトの一部のサービスでは、その一環として定期的なメンバー レターをお送りする場合があります。 また、お客様にフィードバックを求めたり、アンケートへのご協力をお願いする場合や、マイクロソフトおよびその子会社の他の製品やサービスをご案内するメールをお送りする場合もあります。
お客様との対話において、より一貫性のある個別化されたエクスペリエンスを提供するために、マイクロソフトの特定のサービスを通じて収集された情報が他のマイクロソフト サービスを通じて取得された情報と組み合わせて使用されることがあります。 また、マイクロソフトが収集した情報を、他の企業から取得した情報と組み合わせる場合もあります。 たとえば、一部のサービスを特定の地域向けにカスタマイズする目的で、お客様の IP アドレスに基づいて全般的な地域を判定するために他の企業のサービスを利用することがあります。
この声明に明記されている場合を除き、お客様から提供された個人情報を、お客様の同意なく、第三者に提供することはありません。 マイクロソフトでは、梱包、購入製品や郵便物の発送などの配送業務、製品やサービスに関するお問い合わせへの対応、イベントの登録手続きや、サービスの統計的な分析など、特定のサービスを他の企業に委託することがあります。 マイクロソフトは、これらの会社に対して、サービスの提供に必要な個人情報のみを開示し、情報をそれ以外の目的で使用することを禁止しています。
マイクロソフトは、以下の目的で、お客様の通信内容などの、お客様に関する情報にアクセスまたは開示することがあります。 (a) 法律を遵守するため、あるいは法律上の要請または手続きに応じるため。(b) マイクロソフトまたはそのお客様の権利または資産を保護するため (お客様によるサービスの使用方法を定めたマイクロソフトの契約またはポリシーの履行を含む)。(c) マイクロソフトの従業員、お客様、あるいは公衆の個人的な安全を確保するために、情報へのアクセスや開示が必要と判断された場合に、善意に基づく行動をとるため。 また、合併や資産売却などの企業間取引の一部として、個人情報を開示することもあります。
UE-V が収集、または UE-V からマイクロソフトに送信される情報は、マイクロソフトやその子会社、系列会社、またはサービス プロバイダーの所在する米国またはその他の国において保存、処理される場合があります。 マイクロソフトは、欧州連合、欧州経済地域、およびスイスからのデータの収集、使用、および保有に関して、米国商務省が示したセーフ ハーバー規制に準拠しています。
お客様のコンピューターに関する情報の収集と使用
インターネット対応の機能を備えたソフトウェアを使用すると、お客様のコンピューターに関する情報 ("標準的なコンピューター情報") が、お客様が閲覧した Web サイトおよびお客様が使用した Web サービスに送信されます。 マイクロソフトは、お客様にインターネット対応のサービスの提供、製品およびサービスの分析や改善、およびサービスの統計的な分析を行うために、標準的なコンピューター情報を使用します。 標準的なコンピューター情報には、通常 IP アドレス、オペレーティングシステムのバージョン、ブラウザーのバージョン、および地域と言語の設定などが含まれます。 場合によっては、標準的なコンピューター情報に、デバイスの製造元、デバイス名、およびバージョンを示すハードウェア ID が含まれることもあります。 特定の機能またはサービスがマイクロソフトに情報を送信する場合は、標準的なコンピューター情報も併せて送信されます。
このプライバシーに関する声明で示されている、UE-V の各機能およびソフトウェアやサービスに関するプライバシーの詳細では、収集される追加情報の種類とその用途について説明します。
お客様の情報のセキュリティ
マイクロソフトは、お客様の情報のセキュリティを保護することに万全を期しています。 マイクロソフトは、未承認のアクセス、使用、または情報開示から個人情報を保護するのに役立つ、さまざまなセキュリティ テクノロジや手段を使用しています。 たとえば、お客様から提供された情報は、管理された施設内のアクセスが制限されたコンピューター システムに保管されます。
このプライバシーに関する声明の変更
マイクロソフトでは、マイクロソフトの製品やサービスの変更およびお客様のフィードバックを反映するために、このプライバシーに関する声明を更新する場合があります。 変更を公開した場合は、この声明のトップにある「最終更新日」が更新されます。 この声明に重要な変更がある場合、またはマイクロソフトによる個人情報の用途に変更がある場合は、このような変更を実施する前に変更の通知を掲示するか、お客様に直接通知いたします。 マイクロソフトが個人情報をどのように保護しているかご理解いただくため、この声明を定期的に確認することをお勧めします。
詳細情報
マイクロソフトでは、このプライバシーに関する声明についてのお客様のご意見をお待ちしております。 この声明について不明な点がある場合、またはマイクロソフトがこの声明に従っていないと思われる場合は、MSUEVPrivacy@microsoft.com までご連絡ください。
特定の機能
本文書の残りの部分では、以下の特定機能を取り上げます。
UE-V Generator
この機能の説明:
UE-V Generator は、設定場所テンプレートの作成に使用されます。 設定場所テンプレートを使用すると、ユーザーのアプリケーション設定をローミングできます。
収集、処理、または転送される情報:
設定場所テンプレートを作成するときに、UE-V Generator で Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) クエリを使用して、現在ログインしているユーザーのユーザー名と電子メール アドレスを取得できます。 この情報は、テンプレート作成者の名前とテンプレート作成者の電子メール アドレスとしてテンプレートに保存されます。 このような情報のいずれも Microsoft に送信されません。
設定場所テンプレートを社外や組織外のユーザーと共有する場合は、すべての設定場所を確認して、設定場所テンプレートに個人情報や企業情報が含まれないようにしてください。 設定場所テンプレート ファイルを XML ビューアーで開くと、その内容を表示できます。 設定場所テンプレートを社外のユーザーと共有する前に、これらのファイルに含まれるすべての個人情報や会社情報を確認し、削除するには、以下の方法を使用します。
テンプレート作成者の名前 – テンプレート作成者の名前には、一般的な、個人が特定されない名前を指定するか、テンプレートにこのデータを含めません。
テンプレート作成者の電子メール アドレス – テンプレート作成者の電子メール アドレスには、一般的な、個人が特定されないアドレスを指定するか、テンプレートにこのデータを含めません。
情報の使用:
テンプレート作成者の名前とテンプレート作成者の電子メール アドレスを使用すると、設定場所テンプレートの作成者が特定される可能性があります。 テンプレートを共有する場合、作成者の名前と電子メール アドレスは、テンプレートを使用するすべてのユーザーが確認できます。 Microsoft に送信される情報はありません。
選択/制御:
テンプレート作成者の名前またはテンプレート作成者の電子メール アドレスを削除するには、UE-V Generator アプリケーションを起動します。 [設定場所テンプレートの編集] を選択します。 設定場所テンプレートを選択して、最近使ったテンプレートから編集するか、設定テンプレート ファイルを参照します。 [次へ] を選択して続行します。 [プロパティ] ページで、[テンプレート作成者の名前] または [テンプレート作成者の電子メール アドレス] のテキスト フィールドからデータを削除します。 設定場所テンプレートを保存します。
カスタマー エクスペリエンス向上プログラム
この機能の説明:
カスタマー エクスペリエンス向上プログラム (以下、"CEIP") は、トレンドや使用パターンを識別するために、お客様のハードウェア構成およびソフトウェアとサービスの使用に関する基本的な情報を収集します。 CEIP は、発生したエラーの種類と数、ソフトウェアおよびハードウェアのパフォーマンス情報、およびサービスの処理速度も収集します。 お客様の名前、住所、またはその他の連絡先情報は収集しません。
収集、処理、または転送される情報:
CEIP により収集、処理、または転送される情報の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=248701 にある「CEIP privacy statement (CEIP のプライバシーに関する声明)」を参照してください。
情報の使用:
この情報は、マイクロソフトのソフトウェアおよびサービスの品質、信頼性、およびパフォーマンスの向上のために使用されます。
選択/制御:
UE-V Agent のセットアップ時に、CEIP に参加する機会が提供されます。 参加を選択した後に、いつでも CEIP を無効にすることができます。無効にするには、UE-V Agent のセットアップを再実行して CEIP を無効にするか、手動またはグループ ポリシーで次のレジストリ キーを設定します。
Key = HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\UEV\Agent
RegEntry name = CustomerExperienceImprovementProgram
Entry type REG_DWORD (Hexadecimal):
0 is off
1 is on
Microsoft エラー報告
この機能の説明:
Microsoft エラー報告は、お客様が UE-V または他の有効なアプリケーションで発生した問題をマイクロソフトに報告し、このような問題の回避や解決に役立つ情報を受信できるサービスを提供します。
収集、処理、または転送される情報:
Microsoft エラー報告により収集、処理、または転送される情報の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=248702 にある「Microsoft エラー報告のプライバシーに関する声明」を参照してください。
情報の使用:
マイクロソフトは、お客様の問題を解決し、ソフトウェアおよびサービスを改善するためにエラー報告のデータを使用します。
選択/制御:
Windows のセットアップ時に推奨される設定を選択した場合、ソリューションの自動確認が有効になり、基本的なエラー レポートが送信され、報告された問題に対する解決策が検索されます。 自動確認を使用する場合、通常、エラーに関する基本情報を Microsoft に送信するかどうかを確認するメッセージは表示されません。 より詳細なエラー レポートが必要な場合、確認するように求められます。 この設定は、[コントロール パネル] の [アクション センター] でいつでも変更できます。
重要な情報:
エンタープライズのお客様は、グループ ポリシーを使用して、Microsoft エラー報告がコンピューター上でどのように機能するかを構成できます。 構成オプションには、Microsoft エラー報告を無効にするための機能が含まれています。 管理者が Microsoft エラー レポートのためにグループ ポリシーを構成する場合は、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=262264 で詳細な技術情報を参照してください。
UE-V では、Microsoft エラー レポートの個人設定を変更しません。また、[コントロール パネル] のシステム設定やグループ ポリシーで実施される設定を優先します。
Microsoft Update
この機能の説明:
Microsoft Update は、Windows の更新プログラムや、その他の Microsoft ソフトウェアの更新プログラムを提供するサービスです。
収集、処理、または転送される情報:
収集される情報とその使用方法の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=248704 の「Update Services Privacy Statement (更新サービスのプライバシーに関する声明)」を参照してください
情報の使用:
収集される情報とその使用方法の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=248704 の「Update Services Privacy Statement (更新サービスのプライバシーに関する声明)」を参照してください。
選択/制御:
この機能を制御する方法の詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=248704 の「Update Services Privacy Statement (更新サービスのプライバシーに関する声明)」を参照してください。
参照:
その他のリソース
-----
MDOP の詳細については、TechNet ライブラリを参照してください。また、TechNet Wiki を検索して問題を解決したり、マイクロソフトの Facebook または Twitter をフォローしたりすることができます。
-----