PowerShell を使用して App-V 5.0 クライアントのレポート機能を有効にする方法
適用対象: Application Virtualization 5.0, Application Virtualization 5.0 SP1, Application Virtualization 5.0 SP2, Application Virtualization 5.0 SP3
次の手順を使用して、App-V 5.0 のレポート機能を構成します。
App-V 5.0 クライアントを実行するコンピュータでレポート機能を構成するには
App-V 5.0 クライアントをインストールします。クライアントのインストールの詳細については、「App-V クライアントを展開する方法」をご覧ください。
App-V 5.0 クライアントをインストールしたら、Set-AppvClientConfiguration PowerShell を使用して適切なレポートの構成設定を構成します。
設定 説明 ReportingEnabled
クライアントからレポート サーバーへの情報の送信を有効にします。これはクライアント上のレポート データを収集するために必要な設定です。
ReportingServerURL
クライアントの情報を保存するレポート サーバー上の場所を指定します。例: http://<reportingservername>:<reportingportnumber>
注意
これはレポート サーバーのセットアップ時に割り当てたポート番号です。
Reporting Start Time
クライアントがサーバーにデータを自動的に送信するスケジュールを設定します。この設定は、レポート データの送信を開始する時間を指定します。24 時間形式で 0 ~ 23 の数値を指定します。
ReportingRandomDelay
レポート サーバーにデータを送信する際の最大遅延時間 (分単位) を指定します。スケジュールされたタスクが開始されると、クライアントは 0 から ReportingRandomDelay までの値でランダムな遅延時間を生成し、指定された時間だけ待機してからデータを送信します。
ReportingInterval
クライアントがレポート サーバーにデータを再送信するときに使用する再試行の間隔を指定します。
ReportingDataCacheLimit
レポート情報を保存する XML キャッシュの最大サイズをメガバイト (MB) 単位で指定します。このサイズは、メモリのキャッシュに適用されます。キャッシュ制限に達すると、ログ ファイルがロールオーバーされます。
ReportingDataBlockSize
レポート情報を保存する XML キャッシュの最大サイズをメガバイト (MB) 単位で指定します。このサイズは、メモリのキャッシュに適用されます。キャッシュ制限に達すると、ログ ファイルがロールオーバーされます。
適切な設定の構成が完了すると、App-V 5.0 クライアントを実行しているコンピュータで自動的にデータが収集され、レポート サーバーに送信されるようになります。
管理者は、Send-AppvClientReport PowerShell コマンドレットを使用して、手動のオンデマンド方式でデータを送信することもできます。
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関連項目
その他の参照情報
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