デバッガーのロードマップ
Visual Studio デバッガーは、プログラムの実行時の動作を確認し、論理的なエラーの場所を特定できる強力なツールです。 デバッガーは、すべての Visual Studio のプログラミング言語と関連ライブラリと連携します。 デバッガーを使ってプログラムの実行を中断 (一時停止) し、コードのチェック、プログラムの変数の評価と編集、レジスタの確認、ソース コードで作成された命令の表示、アプリケーションで使用するメモリ空間の確認などができます。 エディット コンティニュを使用すると、デバッグ中でもコードを変更し、実行を継続できます。
Visual Studio デバッガーに、デバッガー ツールにアクセスできる [デバッグ] メニューを用意しました。 デバッガーのウィンドウとダイアログ ボックスにはプログラムに関する情報が表示され、追加情報を入力することもできます。 また、F1 キーを押すと、ウィンドウまたはダイアログ ボックスのヘルプが表示されます。
このセクションの内容
Just My Code
"マイ コードのみ" 機能について説明します。この機能によって、システム、フレームワーク、および他の非ユーザーの呼び出しをステップ オーバーすることができ、呼び出し履歴表示でそれらの呼び出しが折りたたまれます。Visual Studio でデバッグを開始する、コードを中断する、コードをステップ実行する、コードを特定の位置まで実行する、デバッグを停止する
デバッガーでアプリケーションの実行を制御する方法について説明します。 デバッガーを使用すると、実行の開始 (または継続)、実行の中断、実行の停止、アプリケーションのステップ実行、指定した位置までの実行、実行ポイントの設定などができます。方法 : 非表示のデバッガー コマンドを復元する
IDE の既定の設定によって非表示にされているデバッガー コマンドを表示する方法について説明します。スレッドとプロセスの操作
プロセスおよびスレッドへのアタッチ方法や、その実行を制御する方法について説明します。Visual Studio での 1 つ以上のプロセスのデバッグ
プロセスのデバッグ開始、プロセス間の切り替え、実行の中断と続行、ソースのステップ実行、デバッグの停止、プロセスの終了、プロセスからのデタッチの方法について説明します。実行中のプロセスへのアタッチ
実行中のプロセスへのアタッチ、リモート コンピューター上のプロセスへのアタッチ、アタッチ エラーのトラブルシューティングの方法について説明します。マルチスレッド アプリケーションのデバッグ
マルチスレッドおよび非同期アプリケーションのデバッグ方法について説明します。Just-In-Time デバッグ
Just-In-Time デバッグについて説明します。Visual Studio の外部での実行時にプログラムがクラッシュした場合、デバッガーを自動的に起動できます。チュートリアル : デザイン時のデバッグ
Visual Studio の [イミディエイト] ウィンドウを使用して、アプリケーションを実行していないときに関数またはサブルーチンを実行する方法について説明します。ダンプ ファイルを使用したアプリのクラッシュとハングのデバッグ
ダンプ ファイルとその保存方法や開き方などを説明します。 ダンプ ファイルには、ある時点 (通常、クラッシュ後) におけるプログラム状態のスナップショットが含まれます。 ソース ファイルまたは PDB がインストールされていないコンピューターでプログラムをテストしている場合、クラッシュが発生したときにダンプ ファイルを保存します。そのダンプ ファイルを使用して、ソース ファイルと PDB がインストールされているビルド コンピューターで、クラッシュの原因をデバッグします。Breakpoints: Use Hit Counts, Call Stack Functions, and Conditions to Break When and Where You Want in the Visual Studio Debugger
ブレークポイントおよびトレースポイントの概要と使用方法を説明します。デバッガーでのデータ表示
プログラムの状態を確認および変更するためのさまざまなデバッグ ツールについて説明します。 ほとんどのツールは、中断モードだけで機能します。Visual Studio でデバッグを行うときの呼び出し履歴に対するメソッドのマップ
呼び出し履歴でマップを作成してデバッグ中にコードの実行を視覚的にトレースします。 マップを使用することでバグの発見と修正に重点を置いてコードの動作を追跡できます。デバッガー内の式
デバッガーで C++、C#、Visual Basic、J#、およびスクリプトで式を入力するときに、使用できる言語固有の構文について説明するトピックへのリンクを紹介します。例外処理
例外について説明します。デバッガーでの例外処理の方法、その処理の変更方法、例外が発生した場所を特定して変数の内容を確認する方法、マネージ コードの未処理の例外に関する制限事項、ネイティブ (C++) コードでの例外の解決についても示します。エディット コンティニュ
エディット コンティニュについて説明し、この機能の有効と無効を切り替える方法を示します。エディット コンティニュを使用すると、中断モードになっているプログラムのソース コードを変更し、デバッグ セッションを終了したりプログラムを再度ビルドしたりせずにその変更内容を適用できます。
関連項目
- デバッグ
デバッグに関連するドキュメントのより広範囲なリンクを提供します。 デバッガーの新機能、設定と準備、ブレークポイント、例外の処理、エディット コンティニュ、マネージ コードのデバッグ、Visual C++ プロジェクトのデバッグ、COM および ActiveX のデバッグ、DLL のデバッグ、SQL のデバッグ、ユーザー インターフェイス リファレンスなどの情報へのリンクを提供します。