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ODBC とデータベース クラス

MFC の ODBC データベース クラスには、ODBC API 関数への呼び出しがカプセル化されています。通常、これらの呼び出しは、CDatabase クラスと CRecordset クラスのメンバー関数で使います。 たとえば、複雑な ODBC 呼び出し、返されたレコードと格納場所の対応付け、エラー処理などがデータベース クラスによって行われます。 この結果、レコードセット オブジェクトを介したレコード操作を簡単なクラス インターフェイスで行うことができます。

注意

ODBC データ ソースには、ここで説明するように、MFC ODBC クラス経由でアクセスできます。また、MFC DAO (Data Access Object) クラス経由でもアクセスできます。

データベース クラスには ODBC の機能がカプセル化されていますが、ODBC API 関数に一対一に対応しているわけではありません。 データベース クラスは、Access や Visual Basic などにあるような、より抽象的な機能を提供します。データベース クラスの提供する高度な抽象化は、Access や Visual Basic のデータ アクセス オブジェクトを参考にしています。 詳細については、「MFC データベースのプログラミング モデル」を参照してください。

参照

概念

ODBC の基礎