方法: Code Center Premium ソースをデバッグする
Visual Studio 2012 デバッガーでは、Microsoft MSDN Code Center Premium のセキュリティ保護された共有ソースをデバッグできます。
このトピックでは、Visual Studio で Code Center Premium ソース コードを設定し、デバッグする方法について説明します。
Code Center Premium を使用したデバッグを準備するには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Visual Studio を起動します。
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスで、[デバッグ] ノードを展開し、[全般] をクリックします。
['マイ コードのみ' 設定を有効にする] チェック ボックスをオフにします。
[ソース サーバー サポートを有効にする] を選択します。
[元のバージョンと完全に一致するソース ファイルを必要とする] をオフにします。
[デバッグ] ノードの下にある [シンボル] をクリックします。
[シンボル ファイル (.pdb) の場所] ボックスで、[Microsoft シンボル サーバー] チェック ボックスをオフにし、次の場所を追加します。
https://codepremium.msdn.microsoft.com/symbols
src=https://codepremium.msdn.microsoft.com/source/Visual%20Studio%202010/SP1/
注意
パスの末尾にスラッシュ / を含めてください。
これらの場所を一覧の最上部に移動して、これらのシンボルが最初に読み込まれるようにします。
注意
これらの Code Center Premium の場所が最初に読み込まれる場所になるように、これらが一覧の最初に配置されている必要があります。Visual Studio 2010 では、どのサーバーも Microsoft シンボル サーバー エントリの上には移動できません。そのため、チェック ボックスをオフにする必要があります。
デバッグ セッション中に Microsoft シンボルからシンボルを読み込むには、次の手順に従います。
-
[デバッグ] メニューの [ウィンドウ] をポイントし、[モジュール] をクリックします。
-
シンボルの対象となるモジュールを選択し、ショートカット メニューを開きます。[シンボルの読み込み元] を選択し、[Microsoft シンボル サーバー] をクリックします。
-
[このディレクトリにシンボルをキャッシュ] ボックスに、Code Center Premium がシンボルをキャッシュできる場所を入力します。たとえば、「C:\symbols」と入力します。 シンボルをキャッシュすることにより、デバッグ中のパフォーマンスが大幅に向上します。
この手順を実行した後、Visual Studio でのソース コードのデバッグに問題が発生する場合は、以前にキャッシュされて古くなったシンボル ファイルがキャッシュの場所にないかどうかを確認してください。 古いシンボル ファイルは削除してください。
[OK] をクリックします。
Visual Studio を再起動して、設定が保持されていることを確認します。
[プロセスにアタッチ] を使用してソース コードをデバッグするには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Visual Studio を起動します。
Visual Studio プロジェクトを開きます。
[ツール] メニューの [プロセスにアタッチ] をクリックします。
[プロセスにアタッチ] ダイアログ ボックスで、[選択] をクリックします。
[コードの種類の選択] ダイアログ ボックスで、[次のコードの種類をデバッグする] をクリックし、[ネイティブ]、[マネージ]、および [マネージ (v4.0)] を選択します。
[OK] をクリックして [コードの種類の選択] ダイアログ ボックスを閉じます。
[選択可能なプロセス] ボックスで、デバッグするプロセスを選択します。
[アタッチ] をクリックします。
証明書を確認するメッセージが表示されたら、[OK] をクリックします。 暗証番号 (PIN) を入力します。 Code Center Premium の使用条件を承諾します (要求された場合)。
ネットワーク速度によっては、シンボルのダウンロードに時間がかかる場合があります。 すべてのシンボルが正常にダウンロードされると、ステータス バーにその旨が表示されます。
ソリューションのすべてのマネージ プロジェクトに対して、アタッチ手順を繰り返します。
既存のソリューションのソース コードをデバッグするには
ソリューション エクスプローラーでソリューションのショートカット メニューを開き、[プロパティ] を選択します。
[ソリューション プロパティ ページ] ダイアログ ボックスで、[共通プロパティ] ノードの [デバッグ ソース ファイル] を選択します。
次の場所を [Directories containing source files] (ソース ファイルを含んでいるディレクトリ) の一覧に追加します。
https://codepremium.msdn.microsoft.com/source/Visual%20Studio%202010/SP1/
注意
パスの末尾にスラッシュ / を含めてください。
ソリューション内のマネージ プロジェクトごとに、次の操作を行います。
ソリューション エクスプローラーで、プロジェクトのショートカット メニューを開き、[プロパティ] を選択します。
[デバッグ] を選択し、[アンマネージ コード デバッグを有効にする] を選択します。
Code Center Premium ソースを使用したソリューションをデバッグするには
Package クラスで、パッケージ コンストラクターにブレークポイントを設定します。
[デバッグ] メニューの [デバッグ開始] をクリックします。
パッケージ コンストラクターのブレークポイントに到達したら、[呼び出し履歴] ウィンドウに移動します。シンボルを読み込むアセンブリのスタック フレームを右クリックし、[シンボルの読み込み] をクリックします。
ソースを読み込むには、呼び出しフレームをダブルクリックします。
Code Center Premium のソース コードを参照するには
スマートカード リーダーを接続し、シェアード ソース イニシアティブから取得したカードを挿入します。
Internet Explorer を起動し、URL として「https://codepremium.msdn.microsoft.com」と入力します。
必要なソースを探します。