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定義済みの制約

分散システム デザイナには定義済みの制約が含まれており、制約を必要とする設定グループをすばやく見つけることができるダイアログ ボックスのセットも用意されています。これらの制約は、アプリケーション層とアプリケーション ホスト層の両方で定義されています。以下のような定義済み制約があります。

制約の対象 [制約名] 説明

大部分のアプリケーション

オペレーティング システム

アプリケーションをホストする論理サーバーのオペレーティング システム要件を指定します。

IIS Web サーバー

ASP.NET メンバシップ

Web アプリケーションのロール管理とメンバシップの要件を指定します。

IIS Web サーバー

ASP.NET セキュリティ

フォーム認証、Windows 認証、パスポート認証などのセキュリティ モデルを Web アプリケーションに対して指定します。

IIS Web サーバー

ASP.NET のセッション状態

セッション状態の要件を Web アプリケーションに対して指定します。

定義済みの制約の内容は、ユーザー定義の制約を使用して複製できますが、設定に適用される追加ロジックが、定義済み制約のダイアログ ボックスに含まれています。たとえば、[ASP.NET セキュリティ] 制約では、セキュリティ モードとして [フォーム認証] を選択しないと、[フォーム認証] フィールドのオプションを使用できません。

定義済み制約のダイアログ ボックスのオプションによっては、単一の設定にマップされないで、複数の関連する設定をまとめて検証するものもあります。制約のダイアログ ボックスの設定オプションの下にある説明ペインには、影響を受ける設定が表示されます。

このセクションの内容

方法 : 定義済み制約を有効にする

方法 : 論理サーバーにオペレーティング システムと .NET Framework のバージョン要件を指定する

方法 : IIS Web サーバーでホストされているアプリケーションの ASP.NET メンバシップ、セキュリティ、およびセッション状態の要件を指定する

関連するセクション

方法 : ユーザー定義制約を作成する

参照

その他の技術情報

設定の適用