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方法 : テスト結果の報告を有効にする

Team Foundation Server のレポート機構により、さまざまな種類のレポートが生成されます。さまざまなタスクが、テスト結果データ レポートの生成を有効にすることに関連付けられています。レポートには最後の手順、つまり運営ストアへの発行だけが必要ですが、最初の 2 つの手順を行わなければ意味のないレポートもあります。

  1. テストを 1 つまたは複数の作業項目に関連付けます。詳細については、「方法 : テストに作業項目を関連付ける」を参照してください。

  2. テストの [プロジェクト範囲] プロパティおよび [イテレーション] プロパティを設定します。これについては「プロパティの設定」に解説されています。

    Noteメモ :

    これらのプロパティを編集するには、チーム エクスプローラ がインストールされている必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のインストールの概要」を参照してください。

  3. テスト結果データを運営ストアに発行します。詳細については、「方法 : テスト結果を発行する」を参照してください。

    Noteメモ :

    これらの手順の順序は重要です。テスト結果を発行した後で、テストを作業項目に関連付けたり、テストのプロパティを設定すると、変更内容は発行されたテスト結果に反映されません。

テスト結果を作業項目にリンクすることもできます。これを行うには、テスト結果を発行する必要がありますが、まだ発行していない場合は、発行するように指示するプロンプトが表示されます。

プロジェクト範囲プロパティとイテレーション プロパティ

以下の手順では、テストのプロジェクト範囲プロパティとイテレーション プロパティを設定します。どちらのプロパティも、チーム プロジェクトのコンポーネントや機能を Team Foundation Server で管理する場合に使用する概念に関連しています。

  • プロジェクト範囲。テストのプロジェクト範囲プロパティを設定すると、テストがチーム プロジェクトの組織構造内に配置されます。プロジェクト範囲は、チーム プロジェクトの階層構造において、テストが属するノードです。

  • イテレーション。テストのイテレーション プロパティを設定すると、テストがチーム プロジェクトのライフサイクルのイベント階層構造内に配置されます。

詳細については、「初期プロジェクト区分またはイテレーションの設定」を参照してください。

プロパティの設定

プロジェクト範囲プロパティおよびイテレーション プロパティを設定するには

  1. Team Foundation Server コンピュータに接続します。詳細については、「方法 : Team Foundation Server に接続する」を参照してください。

  2. [表示] をクリックし、[チーム エクスプローラ] をクリックします。

    [チーム エクスプローラ] ウィンドウが表示されます。チーム プロジェクトの階層が表示されます。

  3. ソフトウェアを開発中の Team Foundation Server プロジェクトをクリックします。

  4. [テスト マネージャ] ウィンドウまたは [テスト ビュー] ウィンドウで、結果を発行するテストをクリックし、F4 キーを押して [プロパティ] ウィンドウを開きます。

  5. [プロパティ] ウィンドウの [プロジェクト範囲] をクリックします。

  6. [プロジェクト範囲] 行の値の列で、省略記号 (...) ボタンをクリックします。

    [プロジェクト範囲] ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [プロジェクト範囲] ダイアログ ボックスで、[プロジェクト範囲のノード] ドロップダウン ボックスの下向きの矢印をクリックします。

  8. ノードを選択して、[OK] をクリックします。

  9. [プロパティ] ウィンドウの [イテレーション] をクリックします。

  10. [イテレーション] 行の値の列で、省略記号 (...) ボタンをクリックします。

    [イテレーション] ダイアログ ボックスが表示されます。

  11. [イテレーション] ダイアログ ボックスで、[サイクルのノード] ドロップダウン ボックスの下向きの矢印をクリックします。

  12. 反復処理 (ProjectLifecycle ノード) を選択し、[OK] をクリックします。

    [プロパティ] ウィンドウの [イテレーション] 行に、次の形式で反復処理が表示されます。

    \<プロジェクト名>\ProjectLifecycle\Iteration <反復処理番号>

    このテストを実行してその結果を発行すると、それらは Team Foundation Server で生成されるレポートでデータとして使用できるようになります。

参照

処理手順

方法 : テスト結果を発行する
方法 : テストに作業項目を関連付ける
方法 : Team Foundation Server に接続する

概念

Team Foundation Server のインストールの概要