caching の outputCacheProfiles の add 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
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構成コレクションに OutputCacheProfile オブジェクトを追加します。 キャッシュ プロファイルは、ページの @ OutputCache ディレクティブからのみ参照できます。 プロファイルは、ユーザー コントロールまたはサーバー コントロールではサポートされていません。
<add name="String"
enabled="true|false"
duration="number"
location="Any|Client|Downstream|Server|None|ServerAndClient"
sqlDependency="String"
varyByCustom="String"
varyByControl="String"
varyByHeader="String"
varyByParam="String"
noStore="true|false" />
属性および要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
Description |
---|---|
name |
必須の String 属性です。 キャッシュ プロファイルの一意の名前を設定します。 |
enabled |
省略可能な Boolean 型の属性です。 プロファイルの出力キャッシュを有効にします。 |
duration |
省略可能な TimeSpan 型の属性です。 ページをキャッシュに格納する時間を秒単位で設定します。 |
location |
省略可能な Int32 型の属性です。 キャッシュされた応答を格納できる場所を決定します。 |
sqlDependency |
省略可能な String 属性です。 ページ レベルの SQL キャッシュの依存関係を設定します。 |
varyByCustom |
省略可能な String 属性です。 ページの varyByCustom を呼び出したときに使用される文字列を設定します。 |
varyByControl |
省略可能な String 属性です。 varyByControl を呼び出したときにキャッシュおよび使用されるコントロールの ID を設定します。 セミコロン (;) で区切られた ID のリストにも設定できます。 |
varyByHeader |
省略可能な String 属性です。 キャッシュされた出力を変更するために使用される、セミコロン (;) で区切られたヘッダーのセットを指定します。 |
varyByParam |
省略可能な String 属性です。 キャッシュされた出力を変更するために使用される、セミコロン (;) で区切られたパラメーターのセットを指定します。 |
noStore |
省略可能な Boolean 型の属性です。 キャッシュされたページの応答として "Cache-Control: no-store" ディレクティブを送信するかどうかを示す値を設定します。 |
子要素
なし。
親要素
要素 |
Description |
---|---|
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルで必要なルート要素です。 |
system.web |
構成ファイル内に含まれる ASP.NET の構成設定のルート要素を指定します。 ASP.NET Web アプリケーションを設定し、アプリケーションの動作方法を制御する構成要素を格納します。 |
caching |
Web アプリケーションのキャッシュ設定を構成します。 |
outputCacheSettings |
ASP.NET アプリケーションのページに適用できる出力キャッシュ設定を指定します。 |
outputCacheProfiles |
OutputCache ディレクティブを指定するためにページに適用できるキャッシュ設定のグループを格納します。 |
解説
既定の構成
次の既定の add 要素は、マシン構成ファイルやルートの Web.config ファイルでは明示的に構成されていませんが、.NET Framework Version 2.0 のアプリケーションによって返される既定の構成です。
<add name = ""
enabled = "true"
duration = "-1"
location = ""
sqlDependency = ""
varyByCustom = ""
varyByControl = ""
varyByHeader = ""
varyByParam = ""
noStore = "false"/>
使用例
ページをサーバー上に 1 分間だけキャッシュし、ブラウザーのタイプとメジャー バージョンに応じて別のバージョンのページを格納する例を次に示します。
<outputCacheSettings>
<outputCacheProfiles>
<add name="ServerOnly"
duration="60"
varyByCustom="browser"
location="Server" />
</outputCacheProfiles>
</outputCacheSettings>
この方法でキャッシュする必要のあるページをデザインするときは、次のディレクティブをページに追加する必要があります。
<%@ OutputCache CacheProfile="ServerOnly" %>
詳細については、「@ OutputCache」を参照してください。
要素情報
構成セクション ハンドラー |
|
構成メンバー |
|
構成できる場所 |
Machine.config ルート レベルの Web.config アプリケーション レベルの Web.config |
要件 |
IIS Version 5.0、5.1、および 6.0 .NET Framework Version 2.0 Visual Studio 2005 |
参照
処理手順
Walkthrough: Using Output Caching to Enhance Web Site Performance
How to: Configure Specific Folders Using Location Settings
How to: Lock ASP.NET Configuration Settings
Reference
system.web 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
caching の outputCacheSettings 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
caching の outputCacheSettings の outputCacheProfiles 要素 (ASP.NET 設定スキーマ)
概念
ASP.NET Configuration File Hierarchy