ヘルプの表示 (Visual C# Express)
Visual C# Express Edition に含まれているヘルプ ファイルは、Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリのサブセットです。これらのファイルは、Visual C# Express Edition の CD からローカル コンピュータにインストールするか、インターネットからダウンロードすることができます。Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリは、完全版の MSDN ライブラリのサブセットです。Microsoft Document Explorer というヘルプ ブラウザを使用すると、ローカルの Express ドキュメントと、オンラインの完全版の MSDN ドキュメントの両方を参照できます。ただし、オンラインで MSDN コンテンツを参照する場合は、アクセスできるトピックの一部が Visual C# Express Edition には適用されない可能性があることに注意が必要です。
メモ : |
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Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリと完全版の MSDN ライブラリの両方をインストールすると、目次の内容が重複する可能性があります。MSDN ライブラリをインストールする場合は、その前に Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリをアンインストールしてください。 |
ヘルプにアクセスするには、次の 5 とおりの方法があります。
F1 キーによる検索
[検索]
[キーワード]
[目次]
操作方法
オンライン ヘルプとローカル ヘルプ
ヘルプ オプション プロパティ ページを見つけるには、[ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[環境]、[ヘルプ] の順に展開して、[オンライン] をクリックします。オプションを表示するには、[すべての設定を表示] をクリックすることが必要な場合があります。ヘルプ オプション プロパティ ページでは、次のように、検索および F1 検索の動作に関するオプションを指定できます。
最初にオンラインの完全版の MSDN ライブラリを検索し、次にローカル ドキュメントを検索すします。
最初にローカルの Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリを検索し、次にオンライン ドキュメントを検索します。
ローカルの Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリのみを検索します。
これらのオプションは、検索を初めて呼び出したときにも表示されます。オンラインの MSDN ドキュメントには、ローカル ドキュメントよりも新しい情報が掲載されていることがあります。そのため、Visual C# で作業するときにインターネットに接続できる場合は、検索オプションで MSDN ライブラリを最初に検索するように設定することをお勧めします。
完全版の MSDN ライブラリまたは Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリを、MSDN からダウンロードしてインストールすることもできます。
F1 キーによる検索
F1 キーには、状況依存の検索機能があります。コード エディタでは、C# キーワードや .NET Framework クラス メンバの途中または直後にカーソルを置いて F1 キーを押すと、関連するヘルプ ドキュメントにアクセスできます。ダイアログ ボックスや他のウィンドウにフォーカスがある場合は、F1 キーを押すとそのウィンドウのヘルプが表示されます。
F1 検索で表示されるのは、1 ページのみです。一致するものがなければ、トラブルシューティングのヒントになる情報ページが表示されます。
[検索]
[検索] インターフェイスを使用すると、指定した 1 つ以上の用語に一致するすべてのドキュメントが検索されます。
次の図は、[検索] インターフェイスを表しています。
また、ヘルプ オプション ページを使用して、Codezone Web サイトを MSDN ライブラリと同様に検索するかどうかを指定することもできます。Codezone は、Microsoft のパートナーが運営するサイトで、C# と .NET Framework に関する有用な情報が掲載されています。Codezone のコンテンツは、オンラインでのみ使用できます。
[検索] と F1 検索のどちらの場合も、オンライン検索とローカル検索に同じオプションが適用されます。
[検索] インターフェイスでは、含まれるドキュメントの種類を指定することで検索範囲を狭くしたり広くしたりできます。[言語]、[テクノロジ]、および [コンテンツの種類] という 3 つのオプションがあります。通常、現在の開発シナリオに適用するオプションのみをオンにすることで、最適の検索結果が得られます。
[キーワード]
キーワード検索を使用すると、ローカルの Visual Studio Express Edition 用の MSDN ライブラリでドキュメントを簡単に検索できます。フルテキスト検索ではなく、各ドキュメントに割り当てられたインデックスのキーワードのみが検索されます。キーワード検索は、フルテキスト検索よりも一般に高速であり、より適切なドキュメントが検索されます。キーワード検索ボックスで指定したキーワードを含むドキュメントが複数ある場合は、絞り込むためのウィンドウが開き、複数の選択肢から選択できます。
既定では、[キーワード] ウィンドウは Document Explorer の左側に表示されます。このウィンドウには、[ヘルプ] メニューからアクセスできます。
[目次]
MSDN Express ライブラリの目次には、ライブラリのすべてのトピックが階層構造のツリー ビューで表示されます。目次は、ドキュメント全体を参照してライブラリに含まれている概念を確認するときや、キーワードや検索で見つからなかったドキュメントを探すときに役立ちます。F1、キーワード、または検索を使用してドキュメントを検索したら、関連する他のドキュメントを参照できるように、現在のドキュメントの目次内での位置を確認したい場合があります。Document Explorer のツール バーの [目次と同期] ボタンをクリックすると、現在表示されているトピックの MSDN Express ライブラリ内の位置を確認できます。
操作方法
[カテゴリから検索] は、MSDN Express ライブラリにフィルタをかけた表示です。通常、特定のタスクを実行する方法を示す、「方法」や「チュートリアル」などのドキュメントが含まれます。[カテゴリから検索] ヘルプには、[Document Explorer] ツール バー、[ヘルプ] メニュー、または [開始] ページからアクセスします。