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ソースとして使用するメタデータ

メタデータをソースに指定すると、読み取り専用バッファーで C# ソース コードとして扱われるメタデータを表示できます。 これにより、(実装を含まない) 型およびメンバーの宣言を表示できます。 メタデータをソースとして表示するには、プロジェクトまたはソリューションから使用できないソース コードを持つ型またはメンバーに対して [定義へ移動] コマンドを実行します。

注意

internal として宣言されている型またはメンバーに対して [定義へ移動] コマンドを実行すると、統合開発環境 (IDE: Integrated Development Environment) では、参照先のアセンブリがフレンド アセンブリかどうかに関係なく、型またはメンバーのメタデータがソースとして表示されません。

メタデータは、コード エディターまたは [コード定義] ウィンドウでソースとして表示できます。

コード エディターでメタデータをソースとして表示する方法

ソース コードを使用できない項目に対して [定義へ移動] コマンドを実行すると、その項目のメタデータのビューを含むタブ付きドキュメントは、コード エディターでソースとして表示されます。 [[メタデータから]] の前にある型名は、ドキュメントのタブに表示されます。

たとえば、Console に対して [定義へ移動] コマンドを実行した場合、Console のメタデータは、コード エディターで、その宣言のように C# ソース コードとして表示されますが、実装を含んでいません。

ソースとしてのメタデータ

[コード定義] ウィンドウでメタデータをソースとして表示する方法

[コード定義] ウィンドウがアクティブな場合や表示されている場合、IDE では、コード エディターでカーソルの下にある項目、および [クラス ビュー] または [オブジェクト ブラウザー] で選択されている項目に対して自動的に [定義へ移動] コマンドが実行されます。 その項目のソース コードが使用できない場合、IDE では、その項目のメタデータがソースとして [コード定義] ウィンドウに表示されます。

たとえば、コード エディターで Console という単語にカーソルを配置した場合、Console のメタデータが [コード定義] ウィンドウにソースとして表示されます。 このソースは、Console の宣言に似ていますが、実装を含んでいません。

[コード定義] ウィンドウに表示される項目の宣言を表示する場合は、項目を右クリックし、[定義へ移動] をクリックします。