テスト コンテナ
テストは、コンパイルされたコードを生成するかどうかに基づいて、コンテナに配置されます。既定では、単体テストおよびコード化された Web テストなど、コンパイルされたコードを生成するテストはアセンブリにコンパイルされ、テスト プロジェクト フォルダの bin\Debug または obj\Debug という名前のフォルダに保存されます。
汎用、順序指定、ロード、Web、手動など、他の種類のテストではコンパイルは必要ありません。これらの種類のテストのテスト コンテナは、Word 文書、XML ファイル、またはその他のテキスト ベースのファイルで、プロジェクト フォルダに保存されています。
なぜ、テスト コンテナを識別する方法を把握する必要があるのでしょうか。その理由の 1 つは、MSTest.exe コマンド ライン テスト実行ユーティリティの /testcontainer: オプションに正しい値を指定できるようにするためです。詳細については、「MSTest.exe コマンド ライン オプション」を参照してください。
テストを含むファイル
次の表は、さまざまな種類のテストを含むファイルを識別する方法の説明です。
テストの種類 | 備考 |
---|---|
ユニット |
単一のソース コードファイルには通常、複数の単体テスト メソッドが含まれています。そのため、テスト ユニットを個別にチェックインすることはできません。ソース コード ファイル全体をチェックインする必要があります。これらのファイルには、コード化された言語に基づいて、.cs、.vb、または .cpp の拡張子が付いています。 |
手動 |
Microsoft Word 形式の手動テストには、拡張子 .mht が付いています。テキスト形式の手動テストには、拡張子 .mtx が付いています。 |
順序指定 |
順序指定テストには、拡張子 .orderedtest が付いています。 |
汎用 |
汎用テストには、拡張子 .GenericTest が付いています。 |
Web |
Web テストには、拡張子 .webtest が付いています。 |
ロード |
ロード テストには、拡張子 .loadtest が付いています。 |
その他のファイル
テスト メタデータ ファイルおよびテスト実行構成ファイルにはテストは含まれませんが、テストで重要な役割を果たします。
ファイルの種類 | 備考 |
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テスト メタデータ ファイル |
テスト メタデータ ファイルには、テスト リストと、テストへのリンクが含まれています。テスト リストの詳細については、「テスト リストの使用」を参照してください。テスト メタデータ ファイルには、拡張子 .vsmdi が付いています。 |
テスト実行構成ファイル |
テストを実行する方法を構成する設定は、テスト実行構成ファイルに保存されます。詳細については、「テスト実行の構成」を参照してください。テスト実行構成ファイルには、拡張子 .testrunconfig が付いています。 |