ファイルおよびフォルダーの削除または復元
発行: 2016年4月
開発用コンピューターとサーバーのどちらからでも、ファイルやフォルダーを削除したり、復元することができます。
必要条件
「Team Foundation Server のアクセス許可の参照」を参照してください。
実行する操作
項目を削除する
Visual Studio を使用して開発用コンピューターから削除した項目を復元する
削除された項目をサーバーから復元する
Visual Studio の外部で削除した項目を開発用コンピューターから復元する
コマンド プロンプトから作業する
項目を削除する
項目を削除する前に
.jpeg "注意")
ファイルを削除する前に、ファイルの編集が保留中であることを示すチェック マーク .jpeg "TFSC チェックアウト ステータス アイコン")
を探します。 保留中の編集がある場合、(ファイルを右クリックしてコンテキスト メニューを開き、[比較] を選択して) それらの編集を表示し、必要ないことを確認してください。 後でその変更が必要になる可能性がある場合は、削除する前にファイルをチェックインすることを検討してください。.gif "警告アイコン")
フォルダーを削除した場合、そのフォルダーに存在するすべてのフォルダーとファイルの削除アクションが保留になります。- 他のファイルが依存関係を持っているファイルを削除した場合、それらのファイルの削除アクションが自動的に保留になります。 たとえば、フォーム ファイルを削除した場合、コードおよびリソース ファイルも削除が保留になります。
項目を削除するには
ソリューション エクスプローラーまたはソース管理エクスプローラーで、削除するフォルダーまたはファイルを参照します。
削除する項目を選択し、(右クリックして) コンテキスト メニューを開いて、[削除] を選択します。
ヒント
ソリューション エクスプローラーからファイルを削除する場合、<ファイル名> は完全に削除されますという警告メッセージが表示されることがあります。ファイルの削除は、実際にこの変更をチェックインするまでサーバーで実行されません。また、ファイルがバージョン管理にチェックインされている場合、ファイルを復元することもできます。ファイルの削除を続行する場合は、[OK] をクリックします。
準備が整ったら、変更をチェックインします。
Visual Studio を使用して開発用コンピューターから削除した項目を復元する
削除の変更をまだチェックインしていない場合、ソリューション エクスプローラーの [保留中の変更] ページ、またはソース管理エクスプローラーで、項目を選択して、(右クリックして) コンテキスト メニューを開き、[元に戻す] または [保留中の変更を元に戻す] を選択します。
削除された項目をサーバーから復元する
自分またはチームの他のメンバーが削除の変更をサーバーにチェックインした場合、チームのどのメンバーも破棄していない限り項目を復元できます。
削除された項目をサーバーから復元するには
メニュー バーで、[ツール]、[オプション] の順にクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスで、[ソース管理] に移動し、[Visual Studio Team Foundation Server] をクリックします。
[ソース管理エクスプローラーで削除された項目を表示する] チェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。
メニュー バーで、[表示]、[その他のウィンドウ]、[ソース管理エクスプローラー] の順に選択します。
ソース管理エクスプローラーで、復元する項目が存在するフォルダーに移動します。
(項目を選択して右クリックして) 項目のコンテキスト メニューを開き、[削除の取り消し] を選択します。
Visual Studio の外部で削除した項目を開発用コンピューターから復元する
Visual Studio の外部で削除した項目を復元する必要が生じることがあります (誤って削除した場合など)。 このような項目を復元する方法は、ローカル ワークスペースとサーバー ワークスペースのどちらを使用するかによって異なります。 「ローカル ワークスペースとサーバー ワークスペースのどちらを使用するかを決定する」を参照してください。
ローカル ワークスペースを使用して Visual Studio の外部で削除した項目を復元する
ローカル ワークスペースを使用すると、Visual Studio により検出され、システムの外部で行われた変更を解決することができます。
ローカル ワークスペースを使用して Visual Studio の外部で削除した項目を復元するには
チーム エクスプローラーで、
![[ホーム] アイコン](images/dd794776.4e82a7e6-bbd2-41f8-8645-9d3a270f94b2(vs.140).jpeg "[ホーム] アイコン")
[ホーム] を選択し、[保留中の変更] を選択します。[除外される変更] セクションで [検出された変更] リンクを選択します。
[候補の変更の昇格] ダイアログ ボックスで、[変更] 列に [削除] と表示された項目を選択し、(右クリックして) コンテキスト メニューを開き、[この項目を復元] を選択します。
サーバー ワークスペースを使用して Visual Studio の外部で削除した項目を復元する
Visual Studio の外部で項目を間違って削除した場合で、サーバー ワークスペースを使用している場合、Visual Studio で項目を開こうとすると、TF10187: ドキュメント ファイル名 を開けませんでした。指定されたファイルが見つかりません。というようなエラー メッセージが表示されることがあります。 サーバーから項目を取得することで復元できます。
サーバー ワークスペースを使用して Visual Studio の外部で削除した項目を復元するには
ソース管理エクスプローラーで、削除した項目が存在するフォルダーを参照します。
(フォルダーを選択して右クリックして) フォルダーのコンテキスト メニューを開き、[特定バージョンの取得] を選択します。
[取得] ダイアログ ボックスで、[ローカル バージョンが指定のバージョンと一致する場合でもすべてのファイルを上書きする] チェック ボックスをオンにします。
[取得] を選択します。
ヒント
tf get /force コマンドを使うこともできます。
コマンド プロンプトから作業する
Delete コマンド (Team Foundation バージョン管理): サーバーからファイルを削除します。
Destroy Command (Team Foundation Version Control): 項目を完全に破棄します。
Undelete Command: サーバーから削除されたファイルを復元します。
Undo コマンド: 保留中の変更を元に戻します。
Get コマンド: サーバーからファイルを取得します。