クライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルの作成
ReportViewer コントロールでは、コントロールに組み込まれている処理機能を使用してクライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルを実行できるローカル処理モードがサポートされています。 ローカル処理モードで実行するクライアント レポートは、アプリケーション プロジェクトで簡単に作成できます。 レポートを作成するには、次の 4 つの方法があります。
レポート ウィザードを使用して新しいクライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルを作成します。
Visual Studio で新しいクライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルを作成します。
レポート定義をプログラムで生成します。
新しいレポートをプロジェクトに追加するには
[プロジェクト] メニューまたは [Web サイト] メニューで、[新しい項目の追加] をクリックします。
[新しい項目の追加] ダイアログ ボックスの [インストールされたテンプレート] ペインで、[Visual Basic] または [Visual C#] を選択します。
[テンプレート] ペインで、[レポート] または [レポート ウィザード] を選択します。
[レポート] を選択した場合、プロジェクトに空の .rdlc ファイルが追加されます。 Report Designer でレポートを設計する方法の詳細については、SQL Server オンライン ブックの「Reporting Services Reports」を参照してください。
[レポート ウィザード] を選択した場合は、レポート ウィザードが起動します。表示される手順に従って、レポートを作成します。 レポート ウィザードの詳細については、Visual Studio レポート ウィザードを使用したクライアント レポート定義の作成を参照してください。
アプリケーションの ReportViewer コントロールにレポートを表示するには
Microsoft Visual Studio でアプリケーション プロジェクトまたは Web サイトを開きます。
コントロールを含めるフォームまたはページを選択します。
グラフィック デザイン モードで、ReportViewer コントロールを Web ページまたはフォームに追加します。 ReportViewer コントロールはツールボックスの [データ] セクションにあります。 詳細については、ReportViewer コントロールの追加と設定を参照してください。
ページまたはフォームのコントロールのサイズを変更して配置します。
ReportViewer タスクのスマート タグ パネルで、[レポートの選択] リストの一覧の既存のクライアント レポート定義 (.rdlc) ファイルを選択するか、[新しいレポートをデザインします] をクリックして、レポート ウィザードで新しいレポートを作成します。 スマート タグ パネルを開く方法については、ReportViewer タスクのスマート タグ パネルの使用を参照してください。
レポートをプレビューするには、アプリケーションをビルドまたは配置します。
ReportViewer コントロールでレポートを実行した場合にのみ、レポートをプレビューできます。 レポート定義は、いつでも開いて編集し、アプリケーションをビルドまたは配置して、結果をチェックできます。
参照
概念
ReportViewer タスクのスマート タグ パネルの使用