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nil

要素がコンテンツを持っているかどうかを示すブール値。

<xsi:nil="boolean">

  • true
    nillable 属性が true に設定されている場合は、要素は空である必要があり、スキーマ内の要素の宣言に注釈が含まれている必要があります。

  • false
    要素は空で使用できません。 これが既定値です。

XML スキーマ person.xsd とインスタンス ドキュメント person.xml を使用する例を次に示します。 XML スキーマには、name 要素と height 要素の要素宣言を持つ Person 型が含まれています。 height 要素宣言には、値が truenillable 属性が含まれています。 また、person 要素を割り当てる要素宣言も含まれます。person 要素には、com:People 名前空間に割り当てる子要素の nameheight が含まれます。 height 要素には、値が true に設定された xsi:nil 属性が含まれています。これは、要素はコンテンツを持たないことが必要であることを示します。

<xs:schema xmlns:xs= "http://www.w3.org/2001/XMLSchema"
   targetNamespace="urn:contoso-com:People"
   xmlns:ns="urn:contoso-com:People">

   <xs:complexType name="Person">
      <xs:sequence>
         <xs:element name= "name" type="xs:string"/>
         <xs:element name= "height" type="xs:double" nillable="true" />
      </xs:sequence>
   </xs:complexType>

   <xs:element name="Person" type="ns:Person" />
</xs:schema>
<p:person xmlns:p="urn:contoso-com:People">
   <name>John</name>
   <height xmlns:xsi= "http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
      xsi:nil="true" />
</p:person>

参照

関連項目

XML スキーマ (XSD) リファレンス

XML スキーマの要素

XML スキーマ インスタンスの属性