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文字列フィールドへのパターン マッチの適用

MATCH 要素を使用すると、強制的に文字列型のフィールド内の値が指定したパターンに従うようにすることができます。 複数の MATCH 要素を定義する場合、値がフィールドに対して指定したパターンのいずれかと一致すると、値は有効になります。 少なくとも 1 つの要素で成功すると、フィールドに有効な値が格納されます。

注意

FIELD 定義に規則を追加するには、作業項目の種類の定義をインポートおよびエクスポートする witadmin コマンドライン ツールを使用します。「作業項目の種類のインポート、エクスポート、および管理 [witadmin]」を参照してください。

MATCH 要素の構文構造

MATCH 要素を使用すると、文字列型のフィールドの値が一致する必要があるパターンを定義して、基本的なパターン マッチを適用できます。

<MATCH pattern="patternValue" for="userGroupName" not="userGroupName" />

属性

MATCH 規則の適用対象のユーザーを指定することができます。 オプションの属性を定義していない場合、Team Foundation Server のすべての有効なユーザーとグループに、パターンと一致する値を指定する必要があります。

属性

説明

pattern

必ず指定します。 基本的なパターン マッチを文字列のみ、および syncnamechanges="false" の文字列にのみ適用します。

patternValue の有効な値は "A"、"N"、および "X" です。これらは次の種類の文字を示します。

  • "A": アルファベット文字を表します。

  • "N": 数字を表します。

  • "X": 英数字を表します。

その他のすべての値はリテラルとして表されます。 最小長は 1、最大長は 255 です。

パターン値: ^[^\\]*$

パターン値の例: xxxxx。 nn. nn

for

省略可能です。 この規則を適用する Team Foundation のユーザーまたはグループの名前を指定します。 有効な名前は、1 ~ 255 文字のテキスト文字列で構成されます。

パターン値: ^[^\\]+\\[^\\]+$

パターン値の例: Domain\UserID

not

省略可能です。 この規則を適用しない Team Foundation のユーザーまたはグループの名前を指定します。 有効な名前は、1 ~ 255 文字のテキスト文字列で構成されます。

パターン値: ^[^\\]+\\[^\\]+$

パターン値の例: Domain\UserID

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パターン マッチの例

次の例は、使用するさまざまなフィールドにおける成功したパターン マッチと失敗したパターン マッチを示しています。

リリース番号

パターン: ANN.NN.NN

検証

R01.03.04 または V05.08.99

検証失敗

1.3.4 または V5.8.99 または v1.3

フレキシブル識別子

パターン: XXX-XXX

検証

001-abc または a00-b02

検証失敗

1-abc または 001.abc

優先度

パターン: PN

検証

P1 または P5 または P9

検証失敗

1 または P10

タグの一致は、大文字と小文字を区別しません。 そのため、"PN" は P1 と p1 の両方と一致します。

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参照

その他の技術情報

作業項目フィールドへの規則の適用