ワークフロー パフォーマンス カウンタ
Windows Workflow Foundation のすべてのパフォーマンス カウンタは、複数インスタンスをサポートします。インスタンス名には、構成ファイルを介して WorkflowRuntime に指定された name プロパティに一致する名前が使用されます。この場合、すべてのインスタンスに対して同じ名前を使用すると、ランタイム エンジンの複数のインスタンスについて結果を集計できます。また、インスタンスごとに一意の名前を割り当てると、各インスタンスについて個別の結果を得ることができます。_global_ という名前のインスタンスは常に存在します。このインスタンスは、ランタイムのすべてのインスタンスに関する結果を集計します。次の表を使用して、ワークフロー パフォーマンス カウンタについて説明します。
パフォーマンス カウンタ | 説明 |
---|---|
Workflows Aborted (カウント) |
Abort メソッドを介してワークフローが中止されたときに増分されます。 |
Workflows Aborted/sec (レート) |
1 秒あたりに中止されたワークフローの数を示します。 |
Workflows Completed (カウント) |
ワークフローが完了するたびに増分されます。 |
Workflows Completed/sec (レート) |
1 秒あたりに完了したワークフローの数を示します。 |
Workflows Created (カウント) |
ワークフローが作成されるたびに増分されます。 |
Workflows Created/sec (レート) |
1 秒あたりに作成されたワークフローの数を示します。 |
Workflows Executing (カウント) |
現在実行中のワークフローの数を示します。実行中のワークフローとは、現在、アクティビティを処理しているワークフローのことです。 |
Workflows In Memory (カウント) |
現在、メモリにあるワークフローの数を示します。ワークフローが作成または読み込まれて、完了、終了またはアンロードされるまでの間、ワークフローはメモリに置かれます。 |
Workflows Loaded (カウント) |
ワークフローが読み込まれるたびに増分されます。 |
Workflows Loaded/sec (レート) |
1 秒あたりに読み込まれたワークフローの数を示します。 |
Workflows Pending (カウント) |
現在保留中のワークフローの数を示します。 |
Workflows Persisted (カウント) |
ワークフローが永続化されるたびに増分されます。 |
Workflows Persisted/sec (レート) |
1 秒あたりに永続化されたワークフローの数を示します。 |
Workflows Runnable (カウント) |
現在実行可能であるワークフローの数を示します。実行可能なワークフローとは、待機していたイベントを受け取ったものの、そのイベントの処理をまだ開始していないワークフローのことです。 |
Workflows Suspended (カウント) |
ワークフローが中断されるたびに増分されます。 |
Workflows Suspended/sec (レート) |
1 秒あたりに中断されたワークフローの数を示します。 |
Workflows Terminated (カウント) |
ワークフローが終了するたびに増分されます。 |
Workflows Terminated/sec (レート) |
1 秒あたりに終了したワークフローの数を示します。 |
Workflows Unloaded (カウント) |
ワークフローがアンロードされるたびに増分されます。 |
Workflows Unloaded/sec (レート) |
1 秒あたりにアンロードされたワークフローの数を示します。 |
関連項目
参照
その他の技術情報
Monitoring Workflow Performance
Windows Workflow Foundation の一般的な参照情報
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