TransactionScopeActivity アクティビティの使用
TransactionScopeActivity アクティビティを使用すると、エラー発生時にアクションを自動的にロールバックする .NET Framework System.Transactions を簡単にラップできます。System.Transactions の詳細については、.NET Framework の Transaction クラス、TransactionScope クラス、および MSDN ライブラリの関連する型を参照してください。
TransactionScopeActivity アクティビティが例外をスローした場合、このアクティビティはロールバックをサポートします。
TransactionScopeActivity TransactionOptions プロパティを使用すると、System.Transactions トランザクション分離レベルとタイムアウト期間を設定できます。詳細については、MSDN ライブラリの .NET Framework の TransactionOptions 構造体を参照してください。トランザクション分離レベルについては、MSDN ライブラリの IsolationLevel 列挙体を参照してください。
次のような種類のアクティビティの内部に TransactionScopeActivity をネストすることはできません。
別の TransactionScopeActivity
PersistOnCloseAttribute 属性を使って装飾されたカスタム アクティビティ
ICompensatableActivity を実装するカスタム アクティビティ
さらに、SuspendActivity アクティビティは TransactionScopeActivity アクティビティの内部では使用できません。
注意 : |
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TransactionScopeActivity アクティビティを使用するワークフロー、または PersistOnCloseAttribute 属性を使用するカスタム アクティビティを作成する場合には、使用される永続性サービスを指定する必要があります。そうしないと、ワークフロー実行時に例外がスローされます。永続性サービスの詳細については、「カスタム永続性サービスの作成」を参照してください。 カスタム永続性サービスを介してワークフロー インスタンスの状態を保存することにより、Windows Workflow Foundation エンジンがワークフローをアンロードする方法を示すコード サンプルについては、「Custom Persistence Service」を参照してください。 |
詳細については、『Windows Workflow Foundation クラス ライブラリ リファレンス』の System.Workflow.ComponentModel 名前空間にある TransactionScopeActivity クラスを参照してください。
関連項目
参照
概念
ワークフロー内でのトランザクションの使用
カスタム WorkflowCommitWorkBatchService サービスの作成
カスタム永続性サービスの作成
その他の技術情報
Custom Persistence Service
Windows Workflow Foundation アクティビティ
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