ワークフロー内での条件の使用
条件を使用すれば、ワークフローの動作を制御できます。ランタイム エンジンは条件を評価した後、その評価結果に基づいて動作を実行します。
ワークフロー内で条件を表す方法には、次の 2 つがあります。
条件の Result プロパティを設定するハンドラを作成することによって、コード内で条件を表現できます。
また、条件をルール ファイル内の System.CodeDom 式であるルール条件としても表現できます。
条件付きアクティビティ
Windows Workflow Foundation に付属のいくつかのアクティビティは、次のように条件を使用します。
True と評価される条件を持つ、IfElseActivity アクティビティに含まれている最初の IfElseBranchActivity が実行されます。
WhileActivity アクティビティは、条件が true と評価されるまで、その中に含まれるすべてのアクティビティを実行し続けます。条件は、各ループの完了時に再評価されます。
ConditionedActivityGroup は、条件が true と評価されるまで、その中に含まれるすべてのアクティビティを実行し続けます。ConditionedActivityGroup に含まれる各アクティビティには、個別の When 条件があります。各アクティビティは、When 条件が true と評価される場合に限って実行されます。
ReplicatorActivity は、UntilCondition プロパティが true と評価された時点で実行を終了します。
また、独自に作成するカスタム アクティビティの中で条件を使用することもできます。
メモ : |
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ルール条件とコード条件は、ワークフロー クラスで定義されたパブリック メンバ、プライベート メンバ、および内部メンバを参照できます。 |
このセクションの内容
Windows Workflow Foundation でサポートされている CodeDOM 型
関連項目
参照
ConditionedActivityGroup
IfElseBranchActivity
PolicyActivity
ReplicatorActivity
WhileActivity
System.Workflow.Activities.Rules
概念
その他の技術情報
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