補正可能なアクティビティと補正ハンドラの追加
ワークフロー変更で補正可能アクティビティおよび補正ハンドラを扱う場合には、変更による影響を考慮する必要があります。
補正可能な子アクティビティの追加
既に完了した補正可能スコープの中に補正可能な子スコープを追加した場合、元のスコープが後で補正されるときには、次のようになります。
子スコープは、補正状態を通過しません。
子の補正ハンドラは呼び出されません (既定または明示のどちらの場合も)。
補正可能な子アクティビティの削除
既に完了した補正可能スコープの中から補正可能な子スコープを削除した場合、元のスコープが後で補正されるときには、次のようになります。
子スコープは、補正状態を通過しません。
子の補正ハンドラは呼び出されません。
補正ハンドラの追加
既に完了したスコープに補正ハンドラを追加した場合、そのスコープの補正が試行されると、次のようになります。
スコープ内に補正可能な子スコープが存在しない場合 :
スコープは補正状態を通過しません。
新しい補正ハンドラは呼び出されません。
スコープ内に補正可能な子スコープが存在する場合 :
スコープは補正状態を通過します。
新しい補正ハンドラが呼び出されます。
補正ハンドラの削除
既に完了したスコープから補正ハンドラを削除した場合、そのスコープの補正が試行されると、次のようになります。
スコープ内に補正可能な子スコープが存在しない場合 :
スコープは補正状態を通過します。
古い補正ハンドラは呼び出されません。
スコープ内に補正可能な子スコープが存在する場合 :
スコープは補正状態を通過します。
古い補正ハンドラは呼び出されません。
補正可能な子に対して、既定の補正が実行されます。
関連項目
参照
概念
補正の概要
ワークフローの変更の概要
方法 : ワークフローの変更箇所をワークフローに適用する
ワークフローでのワークフロー変更の使用
ワークフロー内での補正の使用
その他の技術情報
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