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マネージ コードで .NET Alerts クライアント ライブラリを使用する

  • [アーティクル]

Microsoft® Visual C#™ などのマネージ コードで実装されたプログラムから Microsoft .NET Alerts クライアント ライブラリの COM (Component Object Model) オブジェクトにアクセスするには、ダイナミックリンク ライブラリ (DLL) として実装されている COM 相互運用層 (COM interop) を使用する必要があります。 COM interop DLL は、マネージ コードのプログラムと .NET Alerts クライアント ライブラリのやり取りを管理します。この DLL は、Microsoft Visual Studio® .NET で自動生成することも、.NET Framework Software Development Kit (SDK) に付属する Microsoft .NET Framework タイプ ライブラリ インポータ (TlbImp) を使用して手動で作成することもできます。詳細については、.NET Framework 開発者ガイドの「Interoperating with Unmanaged Code 外部リンク」を参照してください。

Visual Studio .NET を使用して .NET Alerts クライアント ライブラリへの参照をプロジェクトに追加するには

タイプ ライブラリへの参照を追加すると、Visual Studio .NET がメタデータを含む相互運用機能アセンブリを生成します。

  1. Visual Studio .NET を開き、プロジェクトを作成するか、または読み込みます。
  2. [プロジェクト] メニューの [参照の追加] を選択します。
  3. [COM] タブのコンポーネントの一覧から [Microsoft Notifications SDK Type Library] を選択し、[OK] をクリックします。MSNOTIFYLib という名前の参照がプロジェクトに追加されます。

これで、マネージ コードのプロジェクトから .NET Alerts クライアント ライブラリのオブジェクトをインスタンス化して使用できるようになります。

タイプ ライブラリ インポータを使用するには

TlbImp を使用して COM interop DLL を作成するには、まずインポートするタイプ ライブラリを作成する必要があります。タイプ ライブラリは、Visual Studio .NET の Microsoft IDL コンパイラ (MIDL) を使用して IDL ファイルから生成できます。MIDL の詳細については、「Using the MIDL Compiler 外部リンク」を参照してください。

  1. コマンド プロンプトを開き、MIDL コンパイラを実行します。入力ファイルには .NET Alerts SDK に付属する msnotify.idl を指定します。IDL ファイルからタイプ ライブラリを生成するように指定するには、/tlb スイッチを使用します。

    次の図のコマンドを実行すると、MIDL によって msnotify.idl が読み込まれ、msnotify.tlb という名前のタイプ ライブラリ ファイルが生成されます。画面出力はお使いの構成によって異なります。

    タイプ ライブラリが生成されたら、TlbImp を使用してタイプ ライブラリをインポートし、COM interop DLL を作成できます。

  2. コマンド プロンプトで TlbImp ユーティリティを実行します (既定では c:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET\FrameworkSDK\Bin\ にあります)。このとき、生成されたタイプ ライブラリを入力ファイルとして指定し、作成する COM interop DLL の名前を /out: スイッチを使用して指定します。

    次の図は、TlbImp を使用して msnotify.tlb を読み込み、msnotify_interop.dll という名前の COM interop DLL を生成するコマンドの例です。

    COM interop DLL が作成されたら、その参照を Visual Studio .NET プロジェクトに追加します。

COM interop DLL への参照を Visual Studio .NET プロジェクトに追加するには

  1. Visual Studio .NET を開き、プロジェクトを作成するか、または読み込みます。
  2. [プロジェクト] メニューの [参照の追加] を選択し、[参照] を選択します。
  3. COM interop DLL があるフォルダに移動し、この DLL を選択して、[OK] をクリックします。DLL のベース ファイル名と同じ名前を持つ参照がプロジェクトに追加されます。たとえば、前の手順で生成された interop DLL を追加すると、msnotify_interop という名前の参照が作成されます。

これで、マネージ コードのプロジェクトから .NET Alerts クライアント ライブラリのオブジェクトをインスタンス化して使用できるようになります。

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