INotificationTransport::put_Proxy プロパティ
Proxy プロパティの値を設定します。Proxy は、DestinationUrl で指定した Microsoft® .NET Alerts ルーティング エンジンへの接続に使用される HTTP プロキシの名前を指定する Unicode 文字列のプロパティです。このプロパティは省略可能です。このプロパティを指定しない場合、トランスポート オブジェクトはプロキシを使用しようとはしません。
構文
HRESULT put_Proxy(
short newVal
);
パラメータ
- newVal
[入力] Unicode 文字列。使用する HTTP プロキシの名前およびポート (省略可能) が含まれます。newVal を NULL に設定してこのメソッドを呼び出すと、Proxy プロパティがクリアされます。
戻り値
S_OK | 呼び出しが正常に行われたか、newVal が NULL です。 |
E_OUTOFMEMORY | プロパティに必要なメモリを割り当てようとしているときにエラーが発生しました。 |
E_UNEXPECTED | 通知の配信が試みられた後でこのメソッドが呼び出されました (このプロパティは読み取り専用です)。 |
解説
最初の通知の配信が試みられると、このプロパティは読み取り専用になります。
プロキシ サーバー名の前に http:// を付けないでください。
既定では、HTTP プロキシの使用時にトランスポート オブジェクトは標準の HTTP ポート 80 を使用します。標準以外のポート上で待機するプロキシを使用する必要がある場合は、:port をプロキシ URL に追加してポート番号を指定することができます。たとえば、ポート 8080 を使用するには、「myproxy:8080」と指定します。
関連項目
C++ リファレンスの概要 | INotificationTransport::get_Proxy プロパティ
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