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InstallSDKKey.exe を使用する

InstallSDKKey.exe は、Microsoft Windows® 2000、Microsoft Windows XP、または Microsoft Windows .NET Server を実行しているシステムで Microsoft .NET Alerts プロバイダの credential を管理するためのコマンド ライン ユーティリティです。 credential は、InstallSDKKey.exe ファイルに組み込まれています。.NET Alerts プロバイダは、登録したときに、そのプロバイダ専用の credential が組み込まれた InstallSDKKey.exe ファイルを受け取ります。 このユーティリティは、.NET Alerts プロバイダの credential を暗号化し、.NET Alerts クライアント ライブラリを使用しているコンピュータの Windows レジストリに書き込みます。ライブラリは、必要なときにレジストリから credential を取得するので、他の場所で credential を指定する必要はありません。

InstallSDKKey.exe ファイルには機密情報が含まれているため、このファイルは適切に管理されている環境に保存する必要があります。 たとえば、Microsoft Windows NT ファイル システム (NTFS) を使用するハード ドライブにこのファイルを保存する場合は、ファイル アクセス権を使用して、許可された管理者のみにアクセスを制限する必要があります。 このファイルのバックアップをフロッピー ディスクなどのポータブル メディアに保存する場合は、適切に管理されている環境でバックアップを保管する必要があります。

使用方法

コマンド ラインから引数なしで InstallSDKKey.exe を実行すると、組み込みの credential がそのコンピュータのレジストリに自動的にインストールされます。次の図は、コマンド ラインから InstallSDKKey.exe ユーティリティを実行したときの画面を示します。 

解説

Preproduction (PREP) 環境と Production 環境にアクセスするときは、異なる credential を使用します。 InstallSDKKey.exe の各コピーに対して、ダウンロード時に、使用する環境を示す情報がファイル名に追加されます。

  • PREP credential が組み込まれた InstallSDKKey.exe のコピーであることを示す場合は、"DEV-TEST" が追加されます。
  • Production credential が組み込まれた InstallSDKKey.exe のコピーであることを示す場合は、"Production" が追加されます。

Windows オペレーティング システムを実行していないサーバーから通知を送信する .NET Alerts プロバイダ、または .NET Alerts クライアント ライブラリを使用していない .NET Alerts プロバイダは、郵送で credential を受け取ります。

   .NET Alerts Developer Edition には InstallSDKKey.exe が付属しています。このコピーには、.NET Alerts Developer Edition でのみ使用するよう意図されたダミーの credential が含まれています。InstallSDKKey.exe のこのコピーによってインストールされる credential は、実際の .NET Alerts ルーティング エンジンでは機能しません。

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