はじめにInternet Explorer 9 テスト ガイド 日本語版更新日: 2011 年 4 月 25 日 Microsoft Corporation 要約本ドキュメントでは既に運用・管理または開発・リリースされている Web サイト、IME を含むアプリケーション、アドオンだけでなく PC、各種ハードウェアとの互換性確認テストを日本語環境の Windows Internet Explorer 9 上で効率的に行なって頂くための注意すべき変更点、問題事例、確認事項、対応方法をご案内しています。 このドキュメントに記載されている情報は、発行日におけるマイクロソフトの見解を示すものです。マイクロソフトは市場の変化に対応する必要があるため、このドキュメントの内容に関する責任をマイクロソフトは問われないものとします。また、発行日以降に発表される情報の正確性を保証できません。このドキュメントに記載された内容は情報提供のみを目的としており、明示または黙示にかかわらず、これらの情報についてマイクロソフトはいかなる責任も負わないものとします。また、掲載されているサンプルコードについては、運用環境における正常な動作が保証されたものではありませんので、ご使用の際には十分な検証を行なってください。また、この資料は Internet Explorer 9 の開発中のバージョンにおいて動作及び設定確認を行っているため、正式リリース版では異なる動作及び設定がとなる場合があります。お客様ご自身の責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。このドキュメントのいかなる部分も、米国 Microsoft Corporation の書面による許諾を受けることなく、その目的を問わず、どのような形態であっても、複製または譲渡することは禁じられています。ここでいう形態とは、複写や記録など、電子的な、または物理的なすべての手段を含みます。ただしこれは、著作権法上のお客様の権利を制限するものではありません。マイクロソフトは、このドキュメントに記載されている内容に関し、特許、特許申請、商標、著作権、またはその他の無体財産権を有する場合があります。別途マイクロソフトのライセンス契約上に明示の規定のない限り、このドキュメントはこれらの特許、商標、著作権、またはその他の無体財産権に関する権利をお客様に許諾するものではありません。 目次
1. はじめにWindows Internet Explorer 9 (以下、IE9) は、ハードウェア リソースを活用しつつ、数多くの Web 標準規格への準拠を積極的に進めている次世代ブラウザーです。レンダリング エンジン、スクリプト エンジンに対しても大きな変更を行なっており、Web 開発者、Web デザイナー、Web サイトの管理者といったみなさまには、今後どんな表現が可能になり、反対にどのような互換性の問題が起こりうるかを理解して頂きたいと考えています。 また、ハードウェア製品においても、レンダリングや印刷、ブラウザーを介した環境設定ページ、各種デジタル機器で作成される出力ファイルのブラウザー上での参照・利用において IE9 で正しく動作するか確認することは重要です。 本ドキュメントでは既に運用・管理または開発・リリースされている Web サイト、IME を含むアプリケーション、アドオンだけでなく PC、各種ハードウェアとの互換性確認テストを日本語環境の IE9 上で効率的に行なって頂くための注意すべき変更点、問題事例、確認事項、対応方法をご案内しています。効果的な評価と早期の対応に向けてご活用下さい。 ページのトップへ 2. IE9 の特長評価の際の注意点に触れる前に、IE9 の互換性に関連する特長について簡単にご紹介いたします。 相互運用性: IE9 は HTML5、CSS、DOM、SVG などの Web 標準に準拠しており、開発者は同じマークアップ記述で複数のブラウザーに対応することができます。
高速: IE9 はハードウェア アクセラレーションを活用し、特に描画とスクリプト処理で高速化を図っています。
洗練: IE9 は、Web サイトのブラウズや Web アプリケーションの利用に集中できるような Web エクスペリエンスを提供します。
信頼性: IE9 はセキュリティとプライバシーを保護に努め、ご利用のみなさまに安心してお使い頂けるブラウジング環境を提供します。
なお、この後の説明では新しい機能や実装、名称にも触れていきます。それらの詳細については以下のリンク先でご確認下さい。 |
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