Mac に Windows 8 と開発者ツールをインストールする
Windows ストア アプリの構築に関心をお寄せいただきありがとうございます。Windows PC をお使いでない場合は、Mac に Windows 8 をインストールすることができます。 次の 2 つのオプションから選ぶことができます。
- VMWare Fusion 5 や Parallels などのソフトウェアをお使いの Mac で使用して、仮想環境で Windows 8 を実行する
- Boot Camp を使用して、お使いの Mac で Windows 8 をネイティブで実行する
どちらの方法でも、Windows 用アプリを問題なく構築できます。 お好きな方をお選びください。
Boot Camp を使用して、Windows 8 をインストールして実行する
Boot Camp を使用した Windows 8 のインストールは、たいへんシンプルなプロセスです。 Web に、役に立つチュートリアルが数多く掲載されています。 次のセクションでは、起こる可能性のある Windows 8 特有の問題を中心に取り上げます。
最初に Windows 8 をダウンロードするか、入手する必要があります。Windows 8 評価版は、Evaluation Center (英語) から無料でダウンロードすることができます。 このバージョンには有効期限があり、アップグレードできないことにご注意ください。 または、販売店で Windows 8 の製品版を購入することもできます。 お客様、またはお客様の会社が MSDN サブスクリプション会員の場合は、MSDN サブスクライバー ダウンロード ページから Windows 8 の RTM バージョンをダウンロードいただけます。
注: Boot Camp は USB ドライブから起動しないため、ダウンロードした ISO イメージを 2 層 DVD に書き込んでからインストールする必要があります。
Boot Camp を起動するときは、最新の Windows Support ソフトウェアをダウンロードしてください。ファイルは USB ドライブ、または Windows の使用時にアクセス可能な場所に保存します。 Boot Camp のその後の手順に従って、Windows 8 のインストールを完了します。
Windows 8 のインストールが完了すると、新しいスタート画面が表示されます。 左下隅にある [デスクトップ] タイルをクリックして、見慣れた Windows のデスクトップを表示します。ダウンロードした Windows Support ソフトウェアを保存した場所に移動します。ここからの手順は少々込み入っているので、注意深く指示どおりに進めてください。 setup.exe を実行する必要がありますが、これをダブルクリックすると Apple インストーラーが Windows の不明のバージョンとして検出し、プロセスが終了する可能性があります。 この問題が発生した場合は、次の手順に従ってください。
- 2 つのボタンが付いた (PC スタイル) USB マウスを入手するか、借ります。
- マウスを接続後、setup.exe (既知の拡張子が非表示になっている場合は "setup") を右クリックして [互換性のトラブルシューティング] をクリックします。
- ダイアログ ボックスが表示されたら、[問題のトラブルシューティング] をクリックします。
- [以前のバージョンの Windows で動作していたプログラムがインストールできない、または実行できない] をクリックして、[次へ] をクリックします。
- プログラムが実行された Windows のバージョンをたずねられますので、Windows 7 を選択して [次へ] をクリックします。
これで、Windows Support ツールのインストールが開始されます。 このプロセスが完了したら、クラシック表示のコントロール パネルの [Boot Camp] アイコンをクリックして、[タップでクリック] と [マルチタッチ右クリック] を有効にします。 この設定を行った後は USB マウスは必要ありません。2 本の指を使うことで右クリックと同じ操作を行うことができます。
仮想マシンで Windows 8 をインストールして実行する
お使いの Mac 上の仮想マシンで Windows を実行することにより、既存の OS の上で Windows を実行できるため、開発環境の柔軟性が大幅に向上します。 このシナリオでは、Windows は物理リソースではなく仮想リソースを使用します。ご自分のニーズに合わせて RAM、ディスク容量やその他のシステム リソースを Windows に割り当てることができます。 便利なサード パーティのオプションがいくつかありますが、最も一般的なのは VMWare Fusion 5 と Parallels Desktop 8 です。どの方法を取るかを決める前に、お時間のあるときにご自分の基準に照らして、これらの製品を比較することをお勧めします。 ガイダンスが必要な場合は、最近発行された ComputerWorld に 2 つの仮想化ソリューションを比較する興味深い記事が載っていましたので、こちらをご覧ください。 この記事の分析とアドバイスに興味がある方は、こちらから記事をご覧いただけます (英語)。
ご自分が採用する仮想化ソリューションが決まったら、Windows 8 をダウンロードするか、入手する必要があります。Windows 8 評価版は、Evaluation Center (英語) から無料でダウンロードすることができます。 このバージョンには有効期限があり、アップグレードできないことにご注意ください。 または、販売店で Windows 8 の製品版を購入することもできます。 お客様、またはお客様の会社が MSDN サブスクリプション会員の場合は、MSDN サブスクライバー ダウンロード ページから Windows 8 の RTM バージョンをダウンロードいただけます。
Windows 8 を入手した後は、仮想化ベンダーの指示に従って OS を実行します。 ハード ディスクに Windows DVD の ISO イメージをマウントしたり、新しい OS イメージを作成する方法があります。 このプロセスはシンプルです。役に立つリソースが Web に数多く掲載されています。
OS を実行できたら、Windows ストア アプリの構築に必要なツールのすべてが含まれている Microsoft Visual Studio Express 2012 for Windows 8 を入手する必要があります。 以下に、その手順について詳しく説明します。
開発者ツールと SDK をインストールする
無償の開発者用ツールをインストールする準備が整いました。 Microsoft Visual Studio Express 2012 for Windows 8 には、Windows 8 SDK、Blend for Visual Studio (ビジュアル デザイナー)、およびプロジェクト テンプレートが含まれています。 このページで (英語)、お好みの言語のツールを入手いただけます。
次のシステム要件にご注意ください。
- 1.6 GHz 以上のプロセッサ
- 1 GB の RAM (仮想マシンで実行する場合は 1.5 GB)
- 5.0 GB の空き容量のあるハード ディスク
- 5400 RPM ハード ドライブ
- 1024 x 768 以上の解像度の DirectX 9 対応ビデオ カード
お使いの Mac がこれらすべての要件を満たしていても、仮想環境で実行する場合は十分な RAM を割り当てるようにしてください。また、インストールに十分なディスクの空き容量があることもご確認ください。
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