App-V を使用して Microsoft Office 2010 を展開する
適用対象: Application Virtualization 5.1
次のいずれかの方法を使用して、Microsoft Application Virtualization (App-V) 5.1 用の Office 2010 パッケージを作成できます。
Application Virtualization (App-V) Sequencer
Application Virtualization (App-V) Package Accelerator
App-V による Office 2010 のサポート
次の表に、Office 2010 に対応する App-V のバージョン、Office 2010 パッケージの作成方法、Office 2010 がサポートされるライセンスおよび展開方法を示します。
サポートされる項目 | サポートのレベル |
---|---|
サポートされる App-V のバージョン |
|
パッケージの作成 |
|
サポートされるライセンス |
ボリューム ライセンス |
サポートされる展開 |
|
Sequencer を用いた Office 2010 App-V 5.1 の作成
Office 2010 のシーケンス処理は、App-V 5.1 で Office 2010 パッケージを作成するための主な方法の 1 つです。Microsoft は、サポート技術情報の記事に詳細なレシピを用意しています。App-V 5.1 で Office 2010 パッケージを作成する場合、詳細な手順については次のリンクをご覧ください。
Microsoft Application Virtualization 5.0 で Microsoft Office 2010 をシーケンス処理する方法
パッケージ アクセラレータを用いた Office 2010 App-V 5.1 パッケージの作成
Office 2010 App-V 5.1 パッケージは、パッケージ アクセラレータを使用して作成できます。Microsoft は、Windows 10、Windows 8、Windows 7 で Office 2010 パッケージを作成するためのパッケージ アクセラレータを用意しています。パッケージ アクセラレータを使用して App-V で Office 2010 パッケージを作成する場合は、次のページを参照して適切なパッケージ アクセラレータにアクセスしてください。
Office Professional Plus 2010 用の App-V 5.0 パッケージ アクセラレータ – Windows 8
Office Professional Plus 2010 用の App-V 5.0 パッケージ アクセラレータ – Windows 7
App-V パッケージ アクセラレータを使用して仮想アプリケーション パッケージを作成する方法の詳細な手順については、「App-V パッケージ アクセラレータを使用して仮想アプリケーション パッケージを作成する方法」をご覧ください。
App-V 5.1 用 Microsoft Office パッケージの展開
次のいずれかの App-V の展開方法を使用して、Office 2010 パッケージを展開できます。
System Center Configuration Manager
App-V サーバー
PowerShell コマンドを使用したスタンドアロン
Office App-V パッケージの管理とカスタマイズ
Office 2010 パッケージは、既知のパッケージ管理のメカニズムを使用して、その他の App-V 5.1 パッケージと同様に管理できます。Office パッケージの追加、公開、非公開、削除などの特別な手順は必要ありません。
Microsoft Office と Windows の統合
次の表に、Office 2010 に対してサポートされる統合ポイントすべての一覧を示します。
拡張ポイント | 説明 | Office 2010 |
---|---|---|
Firefox と Chrome 用の Lync 会議参加プラグイン |
ユーザーは Firefox と Chrome から Lync 会議に参加できます |
|
OneNote プリンター ドライバーへの送信 |
ユーザーは OneNote に印刷できます |
あり |
OneNote のリンク ノート |
OneNote のリンク ノート |
|
Internet Explorer の OneNote への送信アドイン |
ユーザーは IE から OneNote に送信できます |
|
Lync と Outlook に対するファイアウォールの例外 |
Lync と Outlook に対するファイアウォールの例外 |
|
MAPI クライアント |
ネイティブ アプリとアドインで MAPI を使用して仮想 Outlook とやり取りできます |
|
Firefox 用の SharePoint プラグイン |
ユーザーは Firefox で SharePoint の機能を使用できます |
|
メール コントロール パネル アプレット |
ユーザーは Outlook でメール コントロール パネル アプレットを使用できます |
あり |
プライマリ相互運用機能アセンブリ |
マネージ アドインをサポートします |
|
Office Document Cache Handler |
Office アプリケーションのドキュメントのキャッシュを使用できるようにします |
|
Outlook プロトコル検索ハンドラー |
ユーザーは Outlook で検索できます |
あり |
Active X コントロール: |
ActiveX コントロールの詳細については、「ActiveX コントロール API リファレンス」をご覧ください。 |
|
Groove.SiteClient |
Active X コントロール |
|
PortalConnect.PersonalSite |
Active X コントロール |
|
SharePoint.openDocuments |
Active X コントロール |
|
SharePoint.ExportDatabase |
Active X コントロール |
|
SharePoint.SpreadSheetLauncher |
Active X コントロール |
|
SharePoint.StssyncHander |
Active X コントロール |
|
SharePoint.DragUploadCtl |
Active X コントロール |
|
SharePoint.DragDownloadCtl |
Active X コントロール |
|
Sharpoint.OpenXMLDocuments |
Active X コントロール |
|
Sharepoint.ClipboardCtl |
Active X コントロール |
|
WinProj.Activator |
Active X コントロール |
|
Name.NameCtrl |
Active X コントロール |
|
STSUPld.CopyCtl |
Active X コントロール |
|
CommunicatorMeetingJoinAx.JoinManager |
Active X コントロール |
|
LISTNET.Listnet |
Active X コントロール |
|
OneDrive Pro ブラウザー ヘルパー |
Active X コントロール |
|
OneDrive Pro アイコン オーバーレイ |
ユーザーが OneDrive Pro フォルダーを表示するときにエクスプローラー シェル アイコンが重ねて配置されます |
その他のリソース
Office 2013 App-V パッケージのその他のリソース
Office 2010 App-V パッケージ
Microsoft Application Virtualization 5.0 用の Microsoft Office 2010 シーケンス キット
Microsoft Application Virtualization 5.0 で Microsoft Office 2010 をシーケンス処理する方法
接続グループ
動的構成
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