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AppLocker 規則のコレクションについて

このトピックでは、AppLocker ポリシーを実施するときに使用される 5 種類の AppLocker 規則について説明します。

AppLocker 規則のコレクションは、次の 5 種類のいずれかに適用される規則のセットです。

  • 実行可能ファイル: .exe、.com

  • Windows インストーラー ファイル: .msi、mst、.msp

  • スクリプト: .ps1、.bat、.cmd、.vbs、.js

  • DLL: .dll、.ocx

  • パッケージ アプリおよびパッケージ アプリのインストーラー: .appx

DLL の規則を使う場合は、許可されるすべてのアプリで使われる DLL ごとに、DLL 許可規則を作成する必要があります。

重要  

各アプリは複数の DLL を読み込むことができます。AppLocker では、各 DLL の実行を許可する前にその DLL を確認する必要があります。このため、DLL の規則を作成すると、一部のコンピューターでパフォーマンスの問題が生じることがあります。また、一部の DLL の実行が拒否されると、アプリの互換性の問題が発生する可能性もあります。このような理由から、DLL の規則のコレクションは、既定では有効になっていません。

 

DLL の規則のコレクションを有効にする方法については、「DLL の規則のコレクションを有効にする」をご覧ください。

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