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ViewInfo.Caption プロパティ

フォーム定義ファイル (.xsf) でビューに関連付けられた xsf:view 要素の caption 属性の値を取得します。

名前空間:  Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ:  Microsoft.Office.InfoPath (Microsoft.Office.InfoPath.dll)

構文

'宣言
Public MustOverride ReadOnly Property Caption As String
    Get
'使用
Dim instance As ViewInfo
Dim value As String

value = instance.Caption
public abstract string Caption { get; }

プロパティ値

型: System.String
フォーム定義ファイル (.xsf) でビューに関連付けられた xsf:view 要素の caption 属性の値。

解説

既定では、xsf:view 要素の caption 属性の値は、InfoPath フォーム テンプレートのデザイン モードでビューを作成した際に付けた名前と同じです。このため、既定では、Caption プロパティは、Name プロパティと同じ値を返します。

Caption プロパティを使用すると、次の 2 つのシナリオに容易に対応できます。

  • ビューの名前のローカライズされたバージョンを作成するには、フォーム テンプレート ファイルをソース ファイルとして保存し ([ファイル] メニューの [ソース ファイルとして保存])、フォーム定義ファイル (.xsf) を手動で編集し、xsf:view 要素の caption 属性を変更してビューにローカライズされた名前を付けます。これにより、Caption プロパティを使用して、ローカライズされた名前を返すことができるようになります。

  • InfoPath が別のアプリケーションで FormControl を使用するコントロールとしてホストされているか、または InfoPath Forms Services の FormViewControl でホストされている場合、caption 属性の値を使用して、ビューを切り替えるためのドロップダウン リストを作成できます。たとえば、選択項目が変更されたときに、ドロップダウン リストのコントロールは FormControl.XmlForm.ViewInfos.SwitchView() メソッドで、ユーザー インターフェイス テキストの Caption プロパティで返されるローカライズされた値ではなく、Name プロパティで返されるビューの名前の値を使用してビューを切り替えます。

重要

プロパティを使用してビューの名前を SwitchView(String) メソッドに渡す場合、Name プロパティで返される値だけを使用します。

関連項目

参照

ViewInfo クラス

ViewInfo メンバー

Microsoft.Office.InfoPath 名前空間