User.LoginName プロパティ
ユーザーの完全な資格情報を取得します。
名前空間: Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ: Microsoft.Office.InfoPath (Microsoft.Office.InfoPath.dll)
構文
'宣言
Public MustOverride ReadOnly Property LoginName As String
Get
'使用
Dim instance As User
Dim value As String
value = instance.LoginName
public abstract string LoginName { get; }
プロパティ値
型: System.String
domain\username という形式のユーザーの資格情報。
例外
例外 | 条件 |
---|---|
SecurityException | フォーム テンプレートが、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティと信頼] カテゴリを使用して [完全信頼] として構成されていません。 |
解説
フォームが InfoPath で開かれると、LoginName プロパティはユーザーの資格情報を domain\username として返します。ユーザーのアカウントがドメインに属していない場合は、username のみを返します。
これは、System.Environment.UserDomainName+"\\"+System.Environment.UserName を呼び出すのと同等です。
フォームが、InfoPath Forms Services を実行している Microsoft SharePoint Server 2010 にある適切に構成されたドキュメント ライブラリに展開されてその中から開かれた場合、LoginName プロパティは、フォームを編集しているユーザーの SharePoint 資格情報を返します。これは、SharePoint の SPUser.LoginName プロパティを呼び出すのと同等です。
このメンバーには、[フォームのオプション] ダイアログ ボックスの [セキュリティ] または [信頼] カテゴリを使用して、完全な信頼を与えられて実行するように構成されたフォーム テンプレートから開かれたフォームのみがアクセスできます。このメンバーは、直接の呼び出し側の完全な信頼が必要であり、部分的に信頼されたコードでは使用できません。詳細については、MSDN の「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。
この型またはメンバーには、Microsoft InfoPath Filler または Web ブラウザーで開かれたフォームを実行中のコードからアクセスできます。
例
次の例では、[ボタン] コントロールをクリックすると現在のユーザーのログイン資格情報が表示されます。
public void CTRL1_Clicked(object sender, ClickedEventArgs e)
{
MessageBox.Show(this.Application.User.LoginName);
}
Public Sub CTRL1_Clicked(ByVal sender As Object, _
ByVal e As ClickedEventArgs)
MessageBox.Show(Me.Application.User.LoginName)
End Sub