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Window.Close メソッド (Boolean)

Window オブジェクトによって表されたウィンドウを閉じます。オプションで、未保存のフォームまたは未保存の変更内容のあるフォームを保存せずに強制的に閉じることもできます。

名前空間:  Microsoft.Office.InfoPath
アセンブリ:  Microsoft.Office.InfoPath (Microsoft.Office.InfoPath.dll)

構文

'宣言
Public MustOverride Sub Close ( _
    force As Boolean _
)
'使用
Dim instance As Window
Dim force As Boolean

instance.Close(force)
public abstract void Close(
    bool force
)

パラメーター

  • force
    型: System.Boolean
    開いている未保存のドキュメントを保存するかどうかを指定します。既定値は false です。

例外

例外 条件
InvalidOperationException

Close メソッドが、Loading イベントのイベント ハンドラーから呼び出されました。

ArgumentNullException

このメソッドに渡されたパラメーターは null 参照 (Visual Basic ではNothing ) です。

ArgumentException

このメソッドに渡されたパラメーターは有効ではありません。たとえば、型または形式が正しくありません。

解説

Close(force) メソッドは、関連付けられたウィンドウと、そのウィンドウに含まれているフォームを閉じます。force パラメーターを true に設定した場合は、たとえ保存されていないフォームや前回の保存以降に変更を加えられたフォームがあっても、すべてのフォームが保存しないまま閉じられます。false に設定した場合は、変更内容を保存するかどうかがユーザーに確認されます。

Close メソッドは、編集ウィンドウでのみ使用できます。デザイン ウィンドウで使用すると、例外が発生します。これに加えて、Close メソッドは、SubmitEventHandler および ClickedEventHandler イベント ハンドラーでのみ使用できます。その他の型のイベント ハンドラーで使用すると、例外が発生します。

注意

ウィンドウを閉じるときに、Microsoft InfoPath 2010 で開いているウィンドウがそのウィンドウのみである場合は、InfoPath アプリケーションも閉じます。

このメンバーには、現在開いているフォームと同じドメインで実行中のフォーム、またはクロスドメインのアクセス許可が与えられたフォームのみがアクセスできます。

この型またはメンバーには、Microsoft InfoPath Filler で開かれたフォームを実行中のコードからのみアクセスできます。

次の例では、Window クラスの Close メソッドを使用して、現在アクティブなウィンドウを閉じています。変更を加えられていて未保存のフォームは、変更を保存しないまま強制的に閉じられます。

this.Application.ActiveWindow.Close(true);
Me.Application.ActiveWindow.Close(true)

関連項目

参照

Window クラス

Window メンバー

Close オーバーロード

Microsoft.Office.InfoPath 名前空間