Office Communications Server の証明書の構成

トピックの最終更新日: 2009-01-25

Office Communications Server で相互 TLS (MTLS) を使用するには、各 Standard Edition サーバーまたは Enterprise Edition サーバーで証明書を構成する必要があります。MTLS は相互認証を使用した TLS です。Office Communications Server はすべて、MTLS を使用して相互に通信します。各サーバーで MTLS が構成されていない場合は、プレゼンスおよびインスタント メッセージング (IM) 通信が正常に機能しないことがあります。

また、TLS でサーバーに接続するためには、すべてのクライアントが、サーバーで使用されている証明書を信頼する必要もあります。Standard Edition サーバーまたは Enterprise Edition サーバーで証明書ウィザードを使用すると、次の操作を実行できます。

• 新しい証明書の作成
• オフライン証明書要求の処理と証明書のインポート
• 既存の証明書の割り当て

証明書ウィザードを使用して、証明書を要求したり、Web コンポーネント サーバーに割り当てたりすることはできません。証明書は、「Web コンポーネント サーバーの IIS 証明書の構成」で説明されているように、インターネット インフォメーション サービス (IIS) の証明書ウィザードを使用して、要求したり、要求して割り当てたりする必要があります。

展開シナリオに合った、適切な証明書の割り当て手順に従ってください。

注:
パブリック証明機関 (CA) への要求の送信の詳細については、「パブリック証明機関に対するオフライン要求の生成」を参照してください。