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Office Live Meeting クライアントの展開のための新機能

トピックの最終更新日: 2009-04-02

ここでは、Office Live Meeting 2007 クライアントの重要な機能強化について説明します。

Office Communications Server 2007 R2 用ミーティング クライアント。組織は、次の 2 とおりの方法で Office Live Meeting を利用できるようになりました。Office Live Meeting サービスに加入するか、Office Communications Server 2007 R2 を使用してミーティングをホストすることができます。1 つの Office Live Meeting クライアントを、Office Live Meeting サービスと Office Communications Server 2007 R2 のどちらでも使用できます。

ユーザー モードのインストール。以前のバージョンの Office Live Meeting クライアントと異なり、管理者アクセス許可のないユーザーがコンピュータにミーティング クライアントをインストールできるユーザー モード インストール機能が追加されました。LMSetup.exe アプリケーションは、ミーティング クライアントをユーザーのアクセス許可に応じてコンピュータにインストールします。管理者アクセス許可がない場合、ユーザーはミーティング クライアントをインストールし、ミーティングに参加できますが、ある程度の制限があります。

インストーラ パッケージ。Office Live Meeting クライアントのインストール用に、LMSetup.exe アプリケーションを提供しています。必要に応じて、このアプリケーションから Windows インストーラ パッケージ (.msi ファイル) を抽出し、管理された IT 環境にミーティング クライアントを展開できます。.msi インストーラは、以下を提供します。

  • 複数のコマンド ライン オプションのサポート。これには、ユーザーの介入なしに管理者がユーザーのデスクトップにインストールできるサイレント インストール オプションも含まれます。
  • 複数の配布技術のサポート。インストーラ パッケージを使用すると、IT 部門は、既存の展開システム (Active Directory Domain Services のグループ ポリシー、管理された企業展開用の Systems Management Server (SMS)、Microsoft IntelliMirror 管理テクノロジ、スクリプトによる展開など) を使用してミーティング クライアントをインストールできます。インストーラは https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=140334.
  • Microsoft Office Outlook 用会議アドイン。ユーザーが Outlook から直接ミーティングをスケジュールできるようにする Microsoft Office Outlook 用会議アドインが提供されています。Office Communications Server 2007 R2 ユーザーがミーティングをスケジュールするには、このアドインをインストールする必要があります。Office Live Meeting サービスのユーザーがミーティングのスケジュールと管理に使用できる Web ベースの Microsoft Office Live Meeting マネージャは、Office Communications Server 2007 R2 ユーザーには提供されません。

ダイヤルイン電話会議。ダイヤルイン電話会議機能は、Office Communications Server 2007 R2 で開催される電話会議の新しいオーディオ オプションです。コンピュータにアクセスできないユーザーも、一般的な携帯電話、会社の電話、または自宅の電話を使用して、Office Live Meeting の電話会議に参加できるようになりました。Office Live Meeting 会議をスケジュールする際に、開催者は、電話会議の番号を会議に追加することができます。招待された人は、任意の電話から会議にダイヤルインして、会議のオーディオ部分に参加できます。