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エンタープライズ VoIP の前提条件

トピックの最終更新日: 2009-05-05

エンタープライズ VoIP を最適に展開できるように、IT インフラストラクチャ、ネットワーク、およびシステムが次の前提条件を満たしていることを確認します。

前提条件

  • Microsoft Office Communications Server 2007 R2 の Standard Edition または Enterprise Edition がネットワーク上にインストールされ、実行されていること。

  • アクセス エッジ サーバー、音声ビデオ会議エッジ サーバー、Web 会議エッジ サーバー、リバース プロキシなど、すべてのエッジ サーバーが境界ネットワークで展開され、実行されていること。

  • Exchange ユニファイド メッセージングを Office Communications Server と統合し、優れた通知と通話ログ情報をクライアント エンドポイントに提供するには、Exchange Server 2007 SP1 が必要であること。

  • 1 人以上のユーザーが作成され、Office Communications Server 2007 に対して有効になっていること。

  • 主要電話番号が指定され、正規化されており、エンタープライズ VoIP に対して有効化する各ユーザーの msRTCSIP-line 属性にコピーされていること。管理者は、この番号が一意であることを確認する責任があります。

    Dd425316.note(ja-jp,office.13).gif注:
    Office Communications Server 2007 R2 では、E.164 番号に加え、Direct Inward Dialing (DID) 以外の番号がサポートされています。DID 以外の番号は、<E.164>;ext=<extension> 形式で、または数値の文字列で表記できます。数値の文字列を使用する場合は、個人用内線番号が企業内で一意である必要があります。たとえば、個人用内線番号が 1001 の場合は、+1425550100;ext=1001 または 1001 と表記できます。1001 と表記すると、その個人用内線番号が企業内で一意であると想定されます
  • エンタープライズ VoIP を展開する管理者が RTCUniversalServerAdmins グループのメンバであること。

  • Office Communicator 2007 が正常に展開されていること。

  • マイクロソフトまたはサードパーティの証明機関 (CA) インフラストラクチャを使用して、MKI (Managed Key Infrastructure) を展開し、構成していること。

  • 仲介サーバーをインストールする各コンピュータの要件は次のとおりです。

    • ドメインのメンバ サーバーであり、Active Directory 用に準備されていること。Active Directory の準備手順については、「Office Communications Server 2007 R2 用の Active Directory ドメイン サービスの準備」を参照してください。
    • 次のいずれかのオペレーティング システムを実行していること。
      • 64 ビット版の Windows Server 2008 Standard オペレーティング システム、または 64 ビット版の Windows Server 2008 Enterprise オペレーティング システム
      • Service Pack 2 (SP2) が適用された Windows Server 2003 R2 Standard x64 Edition オペレーティング システム、または SP2 が適用された Windows Server 2003 R2 Enterprise x64 Edition オペレーティング システム
      • SP2 が適用された Windows Server 2003 Standard x64 Edition オペレーティング システム、または SP2 が適用された Windows Server 2003 Enterprise x64 Edition オペレーティング システム
  • 公衆交換電話網 (PSTN) または構内交換機 (PBX) への接続に時分割多重 (TDM) 接続を使用する場合は、1 つ以上のメディア ゲートウェイを展開できること (接続にセッション開始プロトコル (SIP) トランクを使用する場合、メディア ゲートウェイは不要です)。