サポートされるトポロジ
トピックの最終更新日: 2009-01-05
Office Communications Server 2007 R2 には、次の 3 つの一般的なトポロジがあります。
- 集中構成内の Office Communications Server Enterprise Edition。
このトポロジは、規模にかかわらず、ほとんどの会社で推奨されます。このトポロジは、パフォーマンス、高可用性、および、スケーラビリティを提供します。詳細については、「Enterprise Edition 統合トポロジ」を参照してください。 - Office Communications Server Standard Edition。
このトポロジは、高可用性やパフォーマンスを要求しない、支社への展開およびパイロット展開などの小規模または中規模の展開向けです。詳細については、「Standard Edition のトポロジ」を参照してください。 - 分散構成内の Office Communications Server Enterprise Edition。
分散構成の Enterprise Edition は Office Communications Server 2007 R2 で引き続きサポートされます。ただし、Office Communications Server 2007 R2 で推奨される構成は集中構成です。Office Communications Server 2007 の分散構成で提供される最大の利点は、きわめて大規模な環境での拡張性でした。Office Communications Server 2007 R2 の集中構成は、これまで見られた拡張性の面での制約がなくなり、管理のしやすさだけでなく、拡張性という点でもお勧めできるソリューションに生まれ変わりました。分散構成の詳細については、「Enterprise Edition 拡張トポロジ」を参照してください。
次の図は、集中構成でのサーバー役割とコンポーネントを示している関連トポロジです。以下のトピックでは、内部ネットワークおよび境界ネットワークに対してサポートされているさまざまなトポロジ、コンポーネント、および構成について説明します。
図 1. Office Communications Server 2007 R2 関連トポロジ