メッセージ キューのインストールと構成 (アーカイブ サーバー用)
トピックの最終更新日: 2010-12-30
アーカイブ サーバーは、データを処理するときにメッセージ キューを使用して、信頼性を確保します。アーカイブ サーバーをインストールする前に、アーカイブ サーバーを実行するサーバー、およびアーカイブ サーバーにデータを送信するすべてのフロントエンド サーバーと Standard Edition サーバーで、メッセージ キューをインストールし、構成する必要があります。
アーカイブ エージェントはメッセージ キューを使用して、アーカイブ サーバーの目的のキューからの通知を受け取ります (アーカイブ サーバーが使用できない場合、メッセージ キューはローカルの一時的な送信キューとしても機能します)。
注: |
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アーカイブ サーバーがアーカイブ サーバー データベースとは異なるコンピューター上に存在する 2 層トポロジでは、アーカイブ サーバーからデータベースに送信されるメッセージについての暗号化の自動セットアップはサポートされません。代わりに、SQL Server の SSL 暗号化を使用して、アーカイブ サーバーとデータベース間のリンクの暗号化を手動で構成する必要があります。SQL Server の SSL 暗号化の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の記事 276553、「[HOWTO] 証明書サーバーのある環境で SQL Server 2000 のために SSL 暗号化を有効にする方法」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=129552&clcid=0x411 (英語)) を参照してください。SQL 暗号化を確立して適用するようにレジストリを構成する方法の詳細については、マイクロソフト サポート技術情報の記事 841695、「SQL Server 2000年でのマルチ プロトコル接続の確立および適用する方法の暗号化」(https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=129554&clcid=0x411 (英語)) を参照してください。 |
インストールの前提条件
アーカイブ サーバーのメッセージ キューは、Active Directory ドメイン サービス (AD DS) を使用して目的のキューを暗号化するため、Active Directory 統合オプションと共にインストールする必要があります。このオプションは、メッセージ キューのインストール時に既定でインストールされます。また、Microsoft Windows Server 2003 ドメインまたは Microsoft Windows Server 2008 ドメインのユーザーを認証するため、メッセージ キューを実行するコンピューターは、Microsoft Windows Authorization Access グループのメンバーである必要があります。
Windows Server 2008 を実行しているサーバーにメッセージ キューをインストールするには
アーカイブ サーバーを実行するサーバーに Administrators グループのメンバとしてログオンします。
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントします。次に、[サーバー マネージャ] をクリックします。
[機能の概要] で、[機能の追加] をクリックします。
[メッセージ キュー] を展開し、[メッセージ キュー サービス] を展開します。次に、インストールするメッセージ キュー機能のチェック ボックスをオンにします。[ディレクトリ サービス統合] が選択されていることを確認します。
[次へ] をクリックし、[インストール] をクリックします。
コンピューターの再起動が要求された場合は、[OK] をクリックして、インストールを完了します。
Windows Server 2003 を実行しているサーバーにメッセージ キューをインストールするには
アーカイブ サーバーを実行するサーバーに、Administrators グループおよび Domain Admins グループ (Active Directory サブコンポーネントをインストールする場合) のメンバとしてログオンします。
[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[プログラムの追加と削除] をクリックします。
[プログラムの追加と削除] ダイアログ ボックスで、[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックします。
[Windows コンポーネント] ページの [アプリケーション サーバー] チェック ボックスをオンにして、[詳細] をクリックします。
[アプリケーション サーバー] ダイアログ ボックスで、[メッセージ キュー] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
[Windows コンポーネント] ページで、[次へ] をクリックします。
ウィザードの既定の設定をそのまま使用して、インストールを完了します。既定の設定の 1 つによって、アーカイブ サーバーに必要な [Active Directory 統合] が有効化されます。