ステップ 7. 発信通話ルーティングの構成
トピックの最終更新日: 2009-05-06
発信通話ルーティングの構成では、エンタープライズ VoIP ユーザーからの通話を公衆交換電話網 (PSTN) または構内交換機 (PBX) の電話番号にルーティングする方法を Office Communications Server に指示します。この指示により、エンタープライズ VoIP のルートが形成されます。エンタープライズ VoIP のルートは、次の要素で構成されます。
- ルートを識別する一意の名前と、ルートの説明 (オプション)。
- このルートを使用できる通話先電話番号を表す正規表現。通話先電話番号のパターンに一致しない番号は、このルートを使用できません。
- このルートに関連付けられた通話先電話番号に通話を発信するには、1 つ以上の電話使用法レコードが発信者の音声ポリシーに定義されている必要があります。このルートに関連付けられた電話使用法レコードがユーザーの音声ポリシーに含まれていない場合、そのユーザーはその番号に通話を発信することを承認されていません。
- このルートで使用する 1 つ以上のメディア ゲートウェイ。
通話ルートの計画の詳細については、「Plan for User Authorization and Outbound Call Routing (ユーザーの承認と発信通話ルーティングの計画).
発信通話ルートを作成するには
フロントエンド サーバーで、[スタート] ボタンをクリックし、[プログラム] をポイントします。次に、[管理ツール] をポイントし、[Office Communications Server 2007] をクリックします。
[フォレスト] ノードを右クリックし、[プロパティ] をポイントして、[音声プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、実行するタスクに対応するタブをクリックします。
[ルート] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
[ルートの追加] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
[名前] ボックスに、新しい通話ルートの一意の名前を入力します。
必要に応じて、[説明] ボックスに新しい通話ルートの説明を入力します。
[通話先電話番号] に、このルートを使用する電話番号のパターンを .NET Framework 正規表現を使用して指定します。
注: ヘルプを表示する場合は、[ヘルパー] をクリックします。 [追加] をクリックして、[ゲートウェイ] の一覧にメディア ゲートウェイまたは仲介サーバーを追加します。
注: この一覧には、適切にインストールおよび構成されているゲートウェイまたは仲介サーバーのみが表示されます。 [構成] をクリックして、この通話ルートに電話使用法レコードを追加します。
[電話使用法レコードの構成] ダイアログ ボックスで、追加する電話使用法レコードを [利用可能] ボックスの一覧でクリックし、右向きの矢印 (>) をクリックしてそのレコードを [構成済み] ボックスの一覧に追加します。
必要に応じて、さらに電話使用法レコードを追加し、[OK] をクリックします。
必要な数のルートを作成し、[OK] をクリックします。