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コア インフラストラクチャのベスト プラクティス

トピックの最終更新日: 2009-03-09

管理者は既に、自社システムのフォールト トレランスを高めるための対策を講じているはずです。たとえば、ハードウェアを冗長構成にする、給電が途切れないようにする、セキュリティ更新プログラムを定期的に適用する、ウイルス定義ファイルを定期的に更新する、サーバーの稼動状況を監視する、などの対策をとっていると思われます。これらの対策は、Office Communications Server 2007 R2 インフラストラクチャだけでなく、自社ネットワーク全体に対しても大きな効果があります。これらの対策をまだ講じていない場合は、Office Communications Server 2007 R2 を展開する前にこれらの対策を講じることをお勧めします。

Office Communications Server 2007 R2 において、偶発的な障害が発生した場合や、意図的に危害が加えられた場合は、サーバーが停止する可能性があります。このような事態に対処するには、次の対策を講じます。

  • 各サーバーに、常に最新のセキュリティ更新プログラムを適用します。Microsoft Security Notification Service に登録し、マイクロソフト製品に関するセキュリティ速報を受信します。登録するには、Microsoft Technical Security Notifications の Web サイト (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=145202) にアクセスします。
  • アクセス許可を正しく設定します。
  • サーバーが物理的に不正アクセスされないようにします。すべてのサーバーに、十分な機能を備えたウイルス対策ソフトウェアをインストールします。最新のウイルス定義ファイルを適用し、ウイルス対策ソフトウェアを常に最新の状態にします。ウイルス対策ソフトウェアの自動更新機能を利用して、最新のウイルス定義ファイルを使用します。
  • Windows Server 2003 または Windows Server 2008 オペレーティング システムのサービスのうち、Office Communications Server のインストール先のコンピュータで必要でないサービスは無効にすることをお勧めします。