フェーズ 9: デバイス更新サービスへの移行
トピックの最終更新日: 2009-05-15
Office Communications Server 2007 R2 のデバイス更新サービスは、Office Communications Server 2007 のソフトウェア更新サーバーとは異なる方法で実装されます。デバイス更新サービスは、SharePoint サイトではなく、フロントエンド サーバーの Web コンポーネントであるため、実行が必要な移行オプションは以下のみとなります。
- 新しいデバイス更新サービスをインストールして構成します。
- DNS を使用して、ハードウェア デバイスが新しいサービスを指すようにします。デバイス更新サービスの DNS 要件は、ソフトウェア更新サーバーの DNS 要件と似ています。つまり、DNS A レコードを作成して、ハードウェア デバイスが、デバイス更新サービスをホストするプールを指すようにします。詳細については、「サーバーの DNS 要件」を参照してください。
- Office Communications Server 2007 ソフトウェア更新サーバーを非アクティブ化して削除します。詳細については、「デバイス更新サービス」を参照してください。
Microsoft Office Communicator Phone Edition、Microsoft RoundTable 会議デバイスなど、522.103 よりも古いビルドを実行する既存の Office Communications Server 2007 ハードウェア クライアント デバイスが存在する場合があります。このようなデバイスが存在する場合、次のステップに従い、これらのデバイスを更新して Office Communications Server 2007 R2 と完全に互換するようにします。
- デバイスを 1.0.522.103 バージョンに更新します。1.0.522.103 更新プログラムは、Office Communications Server 2007 R2 デバイス更新サービスに組み込まれます。
- デバイスのユーザーに、スクリーンを補正してからデバイスにログインするよう指示します。
- ユーザーは、ログイン後、デバイスを再起動して、デバイス ソフトウェアの R2 バージョンに更新するための要求を実行する必要があります。再起動しないと、デバイスは 24 時間待機してから R2 に更新されます。
これらの更新プログラムのインストールの詳細については、「Using Device Update Service Management Console」および「Administering Device Update Service」を参照してください。
組織のファイアウォールの外側に位置するクライアントの更新の詳細については、「ファイアウォールの外側のクライアントの移行」を参照してください。
このフェーズ中のユーザー エクスペリエンスの詳細については、「フェーズ 9 のユーザー エクスペリエンス」を参照してください。