Office Communications Server 2007 R2 における無断 IM の削減
トピックの最終更新日: 2009-03-09
インテリジェント IM フィルタ アプリケーションは、ユーザーの操作性をほとんど低下させることなく、Office Communications Server 2007 R2 の展開を最も一般的なウイルスから保護するのに役立ちます。インテリジェント IM フィルタには、以下の機能があります。
- 拡張 URL フィルタ
- 拡張ファイル送信フィルタ
インテリジェント IM フィルタを使用して、企業ファイアウォールの外側にある未知のエンドポイントから送信された、要求していないか損害を与える可能性のあるインスタント メッセージを禁止するようにフィルタを構成します。フィルタを構成するには、禁止する対象 (ハイパーリンクや特定の拡張子のファイルを含むインスタント メッセージなど) を判断するための基準を指定します。
インテリジェント IM メッセージ フィルタ アプリケーションを展開する前に、メッセージが Office Communications Server 2007 R2 サーバー間でルーティングされた場合に適用されるフィルタ オプションについて理解しておく必要があります。これらのサーバーが 1 つの組織内に配置されている場合も、組織の境界を越えて配置されている場合も、フィルタ オプションが適用される方法は一貫しています。カスタマイズされた通知、および警告テキストが、一貫した方法でメッセージに挿入され、サーバー間で送信されます。
推奨されるフィルタ オプションは、ハイパーリンクを含むインスタント メッセージを許可したうえで、インテリジェント IM フィルタによりそのメッセージにアンダースコアを挿入してリンクを無効にすることです。このオプションを選択した場合は、ハイパーリンクを含む各インスタント メッセージの先頭に表示するユーザーへの通知を作成する追加のオプションもあります。
2 つ目のフィルタ オプションは、変更されていないハイパーリンクを含むインスタント メッセージを許可するというものです。このオプションを選択した場合は、各メッセージの先頭に挿入するユーザーへの警告を作成する追加のオプション (推奨) もあります。
3 つ目のオプションは、ハイパーリンクを含むすべてのインスタント メッセージを禁止することです。このオプションを選択した場合は、サーバーからユーザーに警告が送信されます。この警告は独自に作成する必要があります。