Office Communications Server 用のエンタープライズ プールの準備 (コマンド ライン)
Office Communications Server Enterprise Edition 用のサーバーをインストールする前に、エンタープライズ プールを設定する必要があります。LCSCmd を /forest のコンテキストで使用して、エンタープライズ プールを作成、確認、削除、および更新できます。
プールの操作に使用可能な (または使用する必要がある) パラメーターの一覧を次に示します。
表 1. プールのパラメーター
パラメーター | 説明 |
---|---|
/PoolName |
プールの名前です。 |
/PoolBE |
プールが使用するバックエンドの SQL Server です。コンピューター\インスタンス名の形式で入力します (インスタンス名のみを指定した場合、既定でローカル コンピューターに設定されます)。 |
/RefDomain |
参照ドメインの FQDN です。 |
/MeetingContentPath |
プレゼンテーションのコンテンツが配置される場所の UNC パスです。 |
/MeetingMetaPath |
会議のメタデータが配置される場所の UNC パスです。 |
/AppDataLocation |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。Office Communications Server 2007 R2 アプリケーションでファイルの書き込みが行われるフォルダーです。 |
/ClientUpdateLocation |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。クライアント更新ファイル ストアを格納するフォルダーです。 |
/Global |
グローバル設定の場所。 |
/GroupDomain |
Office Communications Server ユニバーサル グループが存在するドメインの FQDN です。 |
GroupDomainDC |
Office Communications Server ユニバーサル グループが存在するドメインの DC の FQDN です。 |
/DBDataPath |
データベースのデータ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/DBLogPath |
データベースのログ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/Clean |
プール バックエンドの作成操作のためにクリーン セットアップを実行するかどうかを指定します。既定値は FALSE です。 |
/EnableArch |
プールのアーカイブを有効にするかどうかを指定します。既定値は FALSE です。 |
/EnableCDR |
CDR を有効にするかどうかを指定します。既定値は FALSE です。 |
/EnableQoE |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。(Quality of Experience) QoE を有効にするかどうかを指定します。既定値は FALSE です。 |
/DynDataPath |
動的データベースのデータ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/DynLogPath |
動的データベースのログ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/PoolFQDN |
プールの DNS ホスト名です。 |
/InternalWebFQDN |
内部 Web サーバーの FQDN です。 |
/ExternalWebFQDN |
外部 Web サーバーの FQDN です。 |
/ABOutputlocation |
アドレス帳サーバーのファイルの書き込み先フォルダーです。 |
/MeetingArchivingPath |
会議のプレゼンテーション コンテンツのアーカイブが配置される場所の UNC パスです。 |
/ABSDataPath |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。アドレス帳サーバーのデータベース データ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/ABSLogPath |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。アドレス帳サーバーのデータベース ログ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/ACDDataPath |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。応答グループ サービスのデータベース データ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/ACDLogPath |
Office Communications Server 2007 R2 の新機能です。応答グループ サービスのデータベース ログ ファイルが配置されるフォルダーです。パス名の末尾にバックスラッシュ (\) を付加しないでください。 |
/Force |
タスクの実行を強制するかどうかを指定します。既定値は FALSE です。 |
既存のすべてのデータベースを置換するには、 /Clean スイッチを指定します。 /dbsetupfilepath パラメーターを使用すると、 DBsetup スクリプトおよび関連するデータベース構成ファイルを検索できます。このパラメーターを使用しない場合、 LCSCmd.exe コマンドでスクリプトの実行場所のフォルダーが検索されます。データベース名を選択するオプションはありません。
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