制御フロー
ビジネス データ カタログ クライアント (Business Data Web パーツおよびカスタム ソリューションなど) がビジネス データ カタログを使用してバックエンド Web メソッドを実行する方法について理解するには、以下のシナリオを考慮します。たとえば、Business Data Web パーツで SAP Web サービスを呼び出し、SAP アプリケーションから情報を表示するとします。そのためは、呼び出すメソッドとバックエンド Web メソッドが受け取るパラメータに関する情報が Web パーツ側にある必要があります。これらの情報を取得するため、Web パーツは ランタイム オブジェクト モデル を使用して、ビジネス データ カタログが Web メソッドに関する情報を格納するメタデータ データベースを照会します。次に、再度ランタイム オブジェクト モデルを使用して Web メソッドを呼び出し、ページ上にデータを表示します。
以下の図に、ビジネス データ カタログでメソッドを実行した場合に発生する上位レベルの制御フローを示します。
メソッド実行時の制御フロー